ノルマンディーの中心地ドンフロンテ地区カリニー村でカルヴァドスの生産を始めて6代目の生産者。約15haの林檎畑を所有し、
原料の生産からボトリングまで全てを自社で管理しているこだわりのドメーヌ(自家農地生産者)「ミッシェルユアール」。
パリのタイユヴァンのオリジナルカルヴァドスに指名される等、世界の有名店でオススメのブランドとして人気を博しており、世界中のスピリッツユーザーのみならず、ワインファン・食通から愛されているブランドです。
同社の所在する「Domfrontais(ドンフロンテ)」地区の生産地管理呼称(AOC)では少なくとも30%の洋梨を含まなければならなりませんが、同社ではリンゴ100%での生産を徹底するため、
洋梨は使用せず、呼称的に一番格下の"AC Calvados(カルヴァドス)"でのボトリングを行う、こだわりの作り手でもあります。
また、同社ではオールダージュ以外はヴィンテージ入りでボトリングする事で知られ、その違いを楽しむことが出来る、ウィスキーファンにとっても距離の近い存在であると言えるでしょう。
今回は、
「一人でも多くの方にカルヴァドスの魅力を堪能し、楽しんで頂く」ことをコンセプトに、京都のBAR Calvador オーナーバーテンダーの高山寛之氏とのダブルネームでのボトリング。
2014年 SHINANOYA×BAR ジョイントボトリング最新作でのご紹介となりました。
高山氏が2014年春の渡仏時に現地で生産者と共にサンプリングを行い、帰国後更に弊社スピリッツバイヤーと厳選を重ね選び抜いたのは、カルヴァドスを生み出す4タイプのリンゴのうち、6~7割の割合で使用される”Douce-Amere(甘苦い)”シードルのニュアンスがフィニッシュまで残り、原料由来の味わいがしっかり感じ取れる、
ウイスキーラバーにもオススメのフルボディーな1樽。
そして、弊社のプライベートボトリングでの経験とご好評を生かし、
同社でも過去に例がないほど珍しいシングルカスク、52.0%のカスクストレングスで、原酒の旨みと風味をそのままボトリングしております。
また、約17年熟成のカスクストレングス原酒として
他ブランドに引けを取らないコストパフォーマンスを実現することが出来ました。
アジア人唯一のカルヴァドスアンバサダーに任命された高山氏と弊社が、同家が所有する数多くのストックから厳選した高品質な1樽で、
『奥深い林檎の世界の魅力を是非ご堪能下さい!』
-BAR Calvador-
京都・二条寺町に所在し、2014年に10周年を向かえた名店。
250銘柄にも及ぶカルヴァドスをメインに、高山氏自身が現地から入手した歴史的なボトルに出会うことができます。また、レアなシングルモルトまで幅広く所有し、ハードリカーに精通したマスターを目当てに、海外からのゲストも多く訪問しています。
-Mr.Hiroyuki Takayama-
(高山 寛之氏)