ノルマンディ地方の港町、オンフルールの端の高台に居を構え、そこからはイギリスとフランスを隔てているイギリス海峡が見渡せるロケーション。カルヴァドスの生産地的観点からすると、最も良いものを産するAOCペイドージュ地区とコート・ド・グレース地区(AOCカルヴァドス地区)にまたがるエリアです。
【3つのポイント】
1、りんごに対する徹底したこだわり
現在では、自社畑にて17種類ものりんごを栽培しており、そのすべてがフランス政府からの有機認証を取得しています。アプルヴァルで生産されるシードル、カルヴァドスは、100%が自社畑で栽培されたりんごを原料としており、多種のリンゴを巧みにブレンドして使用することが最大の特徴です。
そのこだわりは柔らかな口当たりと、りんごの心地良い余韻を特長とするハウススタイルを生み出しています。
2、商品ごとに違う作り
カルヴァドスにおいては熟成に使用する樽の大きさや新旧、その使い分けやそれぞれの熟成期間等、商品のラインナップごとに作り方が異なります。
アプルヴァルではその違いを活用し、個性の幅のある原酒を造り分けています。
3、絶大なコストパフォーマンス
ハイクオリティーな原酒を十分納得いただける価格で楽しんでいただきたいという生産者の良心的な熱意が反映されています。他ブランドの同スペック商品との比較で、コストパフォーマンスの優位性は明確となっているところです。
「透明瓶の採用」
また、アプルヴァルではカルヴァドスとしては珍しい透明瓶を採用しております。これは熟成による色の違いを目認出来るようにするためで、色も味わいの要素の一部という考えの元、意図的に採用したものです。
現在のハードリカー全般においても貴重となる
40年以上という超熟原酒の1本。同社でも残り僅かとなる貴重な秘蔵酒のキュヴェ・グスターブが特別限定入荷。
巧みに組み合わされた自家農園産の良質なリンゴ達から生み出された原酒を1200リッターの大樽で熟成した後、400リッターの樽に移し変えて熟成。
長い時間だけが育むことができるその味わいは全てのハードリカーファンを感動させる長期熟成酒の醍醐味を感じさせます。
また、同様のエイジングのカルヴァドス原酒の相場が高騰する中で、家族経営だからこそ守り抜かれた味わいと比類なきコストパフォーマンスはこのボトルだからこそと言っても過言ではないでしょう。
今回は2015年11月の弊社展示会と初上陸予約で瞬く間に売り切れた40年と同一のロットが再入荷!!同社でも秘蔵中の秘蔵となるだけに、同じロットは今回が最後かもしれません!
『同社の歴史が詰まった珠玉の1本を是非ご堪能下さい!』
---Tasting Note ---
【香り】ウッディ、ドライフルーツ、ビターチョコレート、カラメル、発酵中のシードル。
【味わい】キャラメル、ビターチョコレート、黒系果実のドライフルーツ、タニックなシードル。
【フィニッシュ】ウッディでタンニンが心地良く残る、ビターチョコレート。
(Tasted by BAR Calvador
オーナーバーテンダー 高山寛之氏)