これまで2014年の「グレンファークラス [1979] #8801」、2017年5月の「シャトー ド ラキー [2006] Fut#2」という2本のリリースで大きな反響を頂いているTHE BOW BAR × SHINANOYAの最新作のご紹介。
「シャトー ド ラキー [2006] Fut#2」の反響も冷め遣らぬなかで、プライベートボトル2本目となるアルマニャックボトリングをご紹介。プロフェッショナルバーマンと共に現地を訪れ、傑出した生産者とともに最上級の1樽を確保することができました。
熟成ハードリカー全般が高騰・枯渇の難局を向かえる現在において、アルマニャックの深遠な魅力をお届け致します。
本間氏と弊社スピリッツバイヤーが訪れたのはバ・アルマニャックのなかでも最上位となり
”グラン”・バ・アルマニャックとも称される地で伝統を受け継ぐ、
ドメーヌ・ボワニエル。
これまでも
THE BOW BARの20周年記念ボトルを始め、数少ないオフィシャルリリースの入荷でも多くのバーテンダーやファンのみなさまから絶大な支持を集める人気ブランドとなります。
その特徴は、現在の作り手では少なくなった、原料ぶどうの栽培、さらにはその前提となる畑作りから蒸留、熟成、瓶詰まで、
製造工程の最初から最後までを自ら手がける「プロプリエテール」の作りにあります。
オーナーの
マーティン・ラフィット女史がほとんど一人で原酒の生産に携わり、大手の生産者には出来ない、製造工程の全てにその情熱とこだわりが詰まった希少なアルマニャックを生み出します。
そして、アルマニャック界では大変珍しく、ぶどうの品種ごとに蒸留・熟成を行ない、近年のアルマニャクがユニブラン種主体となる中で、栽培自体が難しい希少な
フォルブランシュ種にこだわりを持つ、数少ない作り手でもあります。
そうした姿勢や、アルマニャック界の伝説的人物であるマーティン女史の父・故レオン・ラフィット氏の取り組みもあり
アルマニャックのバイブル本、チャールス・ネール著の「ARMAGNAC」でアウトスタンディング(五ツ星)をうけるなど140の生産者のなかでも最高位の1つに位置付けられ、本国でも多くの称賛を集め続けています。
今回、現地を訪問して、選び抜かれたのは約40年の熟成を経た
1976ヴィンテージ原酒。
またぶどうの品種ごとの蒸留、熟成にこだわるなかでも極めて珍しい存在となる、
フォルブランシュ種とユニブラン種のブレンドで生み出された1本です。
本来であればセラーの奥深くに眠り、プライベートボトリングには提供されることのない秘蔵となる1樽。
アルマニャックの魅力を伝道してきた本間氏が長年に渡る現地訪問を重ねて積み上げた、マーティン・ラフィット女史とのプロフェッショナル同士のリレーションシップにより生み出されたジョイントボトリングとなります。