メドウサイド社の新たな取り組みとなるオリジナルのブレンデッドウィスキー。
レシピは非公開ながら既に枯渇状態にある1970年代に生み出された原酒によるシングルヴィンテージのブレンデッドはその希少性も手伝って大いに興味をそそられます。
これまでのボトラーとしてマーケットで人気を獲得してきたノウハウを活かしたボトリングはモルトファンにも大いに期待させるところです。
(以下、メーカー資料より)麦芽、シリアル、ほのかにリンゴの甘い香り。ライムの皮、スパイシーでシロップの甘さがある。心地良くドライでほのかにピートを感じる。1972年ヴィンテージ45年にも及ぶ熟成を経た味わいは、非常にバランスが良く、滑らかで芳醇、凝縮された果実のニュアンスが、深くしっかりと広がっていきます。
メドウサイド・ブレンディング社は、ウィスキー産業で45年を超える経験をもつドナルド・ハート氏(ハートブラザーズのアリステア・ハート氏の弟)とその息子のアンドリュー氏により、ハートブラザーズのブランド譲渡後の2009年に創設されました。
「優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する」をモットーに、選び抜いた原酒を同社のオリジナルブランド「ザ・モルトマン」としてボトリング。シングルモルトを中心に手がける精力的なボトラーです。
新しい会社でありながらドナルド氏の業界での長い経験を活かし、独自のルートで選び出された原酒は、ハートブラザーズ同様に他ボトラーとは一線を画した魅力的なリリースとして市場の話題の的となっています。
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