弊社スピリッツバイヤーが現地オフィスを訪問し、
共にテイスティングを経て選ばれたのは
アードモア蒸留所からのショートエイジング原酒、
2009ヴィンテージの7年熟成。
アードモア自体は実に120年の歴史を
刻んできましたが近年では特にスモーキーで
ピーティな風味からハイランドでは異色の存在、
アイラ原酒が不足するなかでポストアイラの急先鋒
として、現地のウィスキーシーンからの注目を
浴びております。その安定した評価もあり長年、
弊社もターゲットを絞ってきましたが、
ようやく相応しい1樽に出逢うことができ、
弊社プライベートボトル初のアードモア原酒として
ご用意することが出来ました。
最近では2000年代後半~2010年近辺の原酒に
海外市場からの良好な評価を得ているところ。
2009年ではリリースは少なく、同様のスペックでも
最安レンジとなるコストパフォーマンスは
ぜひ試して頂きたいボトリングです。
フェノール値12-13PPMのピーテッド麦芽を用い、
他のハイランドモルトにない個性を纏った原酒は、
2005年のメジャーによる買収以降に積極的に
取り組まれている
”ラフロイグ蒸留所のクォーターカスク”熟成を経た1本。
その仕上がりでは元来のハウススタイルと融合を
体現し、ショートエイジにも関わらず、
アードモアの個性が色濃く表現された
正に知っておいて欲しい
ピーテッドアードモアの魅力が詰まっています。
『有力ブランドのストックから弊社が共に選んだショートエイジング×アードモアスタイルのポテンシャルをぜひこの機会にご堪能下さい。』
---Tasting Note ---
【香り】焚き火、燃えさし、野菜のBBQ、新品の皮製品、奥からイースト、エールビールの香り。
【味わい】口に含むと、泥炭の煙、甘い灰、タール、海藻、ハーブ、干し草、柑橘系フルーツのシャーベット、甘味が少ないレモンチェッロ。
【フィニッシュ】フィニッシュは、もみ殻、茹でたジャガイモ、蜂蜜。ジンジャー、ホワイトペッパー等の新樽系のスパイスがスモークと共に心地良く続く。
【コメント】庭先で野菜のBBQを焼いているようなイメージの味わい、ハイボールにもお薦めの1本!
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)