第4弾として厳選したのはアイラ島は
ブルイックラディ蒸留所の原酒。
1881年に創業し、幾度にわたるオーナー変更を経て、2000年にはジム・マッキュワン氏の手により復活を果たした同蒸留所。現在では活発なオフィシャルリリースが重ねられておりアイラのなかでもひときわ元気な蒸留所でもあります。
アイラモルトのなかでもこうしたオフィシャルの好調もあり、着実にファンを伸ばしているブルイックラディ。今回譲り受けた1樽は
1990年に蒸留され、26年のエイジングを冠した待望の長熟アイラモルトとなります。
1994年から2001年の再開まで休止期間となり閉鎖されていたブルイックラディにとっては殊更に貴重な
一時閉鎖前に蒸留された原酒でもあります。
さらに26年間のゆりかごとなっていたのは
リフィルのシェリーバットという今のマーケットでまさに多くのモルトファンが捜し求めるスペックでもあるのです。
その仕上がりは熟成ブルイックラディに多く感じられるベリー系の味わいを秘め、ハウススタイルが体現されたまさに良質の1樽と言い表すことができます。
ボトラーでもリリースのあるブルイックラディながらシェリーカスクの長熟原酒は極めて少ない機会でもあり、その整った味わいとのコストパフォーマンスはシグナトリーだからこその1本。
1本といわず、この機会にぜひストックをお薦めしたいリリースです!
『一時休止前に生み出され、熟成ブルイックラディの甘美を育んだ、今後貴重な味わいをこの機会にぜひご堪能下さい。』