VINTAGE MALT WHISKY社は、 1992年にボウモア蒸留所で20年以上ゼネラルマネージャーとして研鑽を積んだブライアン・クルック氏によって創設され、 今では約20カ国にウィスキーを輸出し、現地UK市場を始め海外でも高い評価を受けています。
クーパーズ・チョイスは同社のメインブランドであり、クルック氏によって選び出された個々の樽ごとにボトリングされたシリーズ。 『クーパーズ』とは樽職人のこと。ラベルには彼らの樽作りの様子が描かれています。
同シリーズからのプライベートボトリングはこちらで第3弾。 過去の2本同様に、現地スコットランドでの直接交渉の末、更に厳選した1樽。 同社の協力もありラベルも10数年前にリリースされていた復刻版でご用意しました。
今回、第3弾としてご紹介するのは、 前作のラフロイグ同様2000年代原酒の新たな可能性を発揮したラガンミル。 ラガンミルとは、ゲール語で『水車小屋のあるくぼ地』の意味をもつアイラ島の人気蒸留所。
ボトラー市場への原酒供給が減少する中で、アイラモルトはその筆頭にあり、 若い原酒ですらボトラー各社が確保に苦労しているのが現状です。
そんな中、ボトラーリリース自体がほぼ皆無となっている業界最大手が所有する蒸溜所原酒は、同社の強いコネクションによって実現できる非常に希少なボトリング。
また、オフィシャルでは通常はプレーンなカスクがメインとなっている中で、奇跡的と言っても過言ではないシェリーカスクをご用意することができました。
滅多に市場で姿を目にしない人気蒸溜所の2000年代原酒は、まさに「アイラの真打」であり、「シェリーカスク熟成」という魅力を持ち合わせた魅惑の1本です!
(同社ディレクター アンドリュー・クルッグ氏
現地・同社オフィスにて)
---Tasting Note---
【香り】ピートの煙、タール、海藻、タバコの灰、鉛筆、新品の革製品、晴れたの日の砂浜の香り。
【味わい】ストレートなピート&スモーク、ドライフルーツの甘み、カカオ、塩、牡蠣の燻製の味わい。
【フィニッシュ】ピート&スモークはストレートに続き、ダークチョコレートココアパウダー、非常に長く続きます。 多彩な相のフレイバーが絶妙なバランスで絡み合った、7年熟成とは思えないビッグなアイラモルト。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
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