Bar Expo Osaka 2024 開催に際して、仏・カルヴァドス界の名士、クリスチャン・ドルーアン氏が手掛けるヴィンテージブランド「マルキ・ド・サンループ」から、特別に選定された限定商品をご案内致します。
今回の一樽は、仏国からサンプルを取り寄せたサンプルの中から、Bar Expo Osaka 実行委員会と信濃屋バイヤーで原酒のテイスティングを行い、選定致しました。
伝統的なカルヴァドス古樽での熟成後、マルティニーク島のラムの中でも樽へのこだわりの強い、JM Rhumの空き樽で、通常よりも長い、およそ二年にも及ぶ23か月間 のカスクフィ二ッシュが行われた一樽をセレクトしております。
バーの文化を通じて、様々なお酒と人の架け橋になりたいと願う当イベントに相応しいジャンルの垣根を超えた、ボーダーレスで、ユーモラスで、デリーシャスな一本。
▼テイスティングコメント▼
JMラムの影響を感じさせる溶剤様やエステリーさを伴いながらフレッシュな林檎が爽やかに香り立つ。蜜林檎や氷漬けのパイナップル、よく磨かれた家具、レモンバーベナやペパーミント。熟れた黄色い林檎やシードルの発酵のニュアンス。
口に含むと、樽との調和が取れたバランスの良い味わいが広がり、バニラ、フルーツドロップ、フルーツビール、萩の月。フィニッシュは程よい強さで甘く心地よく続き、次第にシードルを想わせるスイートビターに変化していく。
(Tasted by弊社スピリッツバイヤー)