WOLFBURN
Wick Harbour Trust
Black Saturday
スコットランド周辺の北海の恵みを求める人々は、オープンボートで沖に出た昔も外洋船を駆る現代も常に危険と隣り合わせです。シーファーラーズメモリアルグループは、そんな海で亡くなった人々を忘れず、また家族や友人を亡くした人々に寄り添うため結成されました。
このウィックハーバートラストはウルフバーン蒸溜所がシーファーラーズグループの資金を募るために提供する限定リリース商品です。
1848年8月19日の土曜日、地元ではブラックサタデーと語り継がれるこの日の出来事を残したロバート・アンダーソンの作品をフィーチャーしています。
~テイスティングコメント~
香り:かすかなフルーツと新鮮な海風を感じるスモーク、バニラとオーク感。
味わい:豊かなフローラルさとレーズンや軽いスパイス、モルト感が広がった後にはハチミツの甘さ。
フィニッシュ:柔らかくピーティーな香りが長く残る。
ウルフバーン蒸留所は遡ること約200年弱の1821年にスコットランド本島北端の街、サーソーで創業。その後、幾多の苦難を経て、1877年には廃墟としての記録が成されている、幻の存在となっていた蒸留所。2011年、そのウルフバーンの名が受け継がれ、旧蒸留所の創業以来190年ぶりに新たな蒸留所として歴史に名が刻まれました。2013年には最初のニューポッドが世に生み出され、三年以上の時を経て、ウィスキーとして現代に蘇っています。
2011年、当時の状況を鑑みれば、今や勃興期となる蒸留所ブームのまさに創世記の時期であり、そのストーリーと共に世界中のウィスキーシーンから注目を集める先駆者的蒸留所でもあります。
(以上、輸入元資料より)
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