“The Old Tales told the Fire”
今回は、メドウサイドブレンディグ社アンドリュー氏が来日した際、直接交渉を経て、“ブレンデッドウイスキー”にフォーカスした商品を届けたいという想いから、今回二種類の長期熟成のブレンデッドスコッチウイスキーをシングルカスク・カスクストレングスで信濃屋向けのプライベートボトルとしてボトリング致しました。

本ボトルは、メドウサイドブレンディング社が所有する長期熟成の原酒を使用した、オリジナルレシピになっています。 現在では殆ど行われることが無くなった製法に基づいて作られており、ブレンド後に樽にて原酒のマリッジングを行っています。
今回は二樽共に、オロロソシェリーバットにて2年間熟成させて仕上げています。樽によるマリッジの後、それぞれのカスクをシングルカスク/カスクストレングスで、冷却濾過を行わずにボトリングしています。
ブレンドのレシピについては、樽の中に未公開のモルトが含まれており、レシピに使用されたウイスキーの正確なレシピは残念ながらわかりませんが、どちらのレシピもモルト・グレーン比率は約40/60で、通常のブレンデッドスコッチよりもモルト比率の高いブレンドになっています。
また、ラベルに記載されている年数は、最も若い原酒の熟成年が表記されており、37年熟成表記の物は43年熟成以上のウイスキー原酒が、25年表記レシピにも同様に古い原酒が使用され、長期熟成影響が色濃く反映されたブレンデッドウイスキーになっております。
---Tasting Note ---
モルト比率の高さを想わせる立体的な立ち上がり。白檀のお香やムスクの甘いウッディさ、麻縄や消した暖炉を想わせるスモーキーさ、腐葉土や湿った落ち葉、マーマレードや蜂蜜、熟れた柿ジャム、新品のレザー。
口に含むと、和菓子の様なほろ甘い口当たりが広がり、オークスパイス、次第に洋酒漬けのレーズンクッキー、柿ジャム、プーアル茶、カラメルソースのスイートビターへ。
80年代のオールドブレンデッドウイスキーを想わせるスモーキーさが特徴的。
(Tasted by弊社スピリッツバイヤー)
メドウサイド・ブレンディング社は、ウィスキー産業で45年を超える経験をもつドナルド・ハート氏(ハートブラザーズのアリステア・ハート氏の弟)とその息子のアンドリュー氏により、ハートブラザーズのブランド譲渡後の2009年に創設されました。
その類まれなるブレンダーとしての経験と情熱は、数あるボトラーズ中から高い評価を受け
上質の樽選びによるクオリティーで、数々の賞を受賞しています。

「優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する」をモットーに、選び抜いた原酒を同社のオリジナルブランド「ザ・モルトマン」としてボトリング。
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シングルカスク、シングルグレーンを貫くこだわりのオールドグレーンウイスキー
ザ・グレーンマンはメドウサイド・ブレンディング社が2016年1月に発売を開始したシングルカスク・シングルグレーン・ブランド。
ザ・グレーンマンのボトリングはすべてスモールバッチで造られ、10年ものから50年ものまで、甘くクリーミーなオールドグレーンウイスキーを提供しています。シングルグレーン・ウイスキーの味わい深い航海をお楽しみください。
(以上、輸入元資料より)
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