モリソン スコッチ ウイスキー ディスティラーズの【カーンモアスト リクトリーリミテッド】は、モリソンアンドマッカイ社時代から継続しているシリーズで、現在は同社のシングルモルトとしてのリリースとして代表的なブランドの一つになっています。
「手頃な価格」で様々な味わいがある「個性的なシングルモルトを楽しむことができる」シリーズ。
今回の一樽は、信濃屋バイヤー陣が、2022年秋に現地へ赴き、テイスティングを経て、同社所有のグレンロッシーの2009年蒸溜原酒を選定。同シリーズらしくリーズナブルな価格で、個性的な味わいが楽しめます。
通常は47.5%加水タイプでのリリースを、シングルカスク・カスクストレングスで瓶詰致しました。
赤ワインダルですが、酸味やタンニンの強すぎない原酒を選定。ウィンタースパイスやココア、ピカピカに磨かれた木の床、深く甘い焙煎香を纏いながら、キャンディーやラズベリー、蜂蜜。
スペイサイドの佳酒、グレンロッシーらしいバランス感が小気味よい、モダンな一本。
▼テイスティング・コメント▼
香りは、カカオやココアパウダー、ログハウス、洋酒漬けのアメリカンチェリーやラズベリーリキュール、ザラメでコーティングしたフルーツグミ、シナモンやナツメグ、溶けたキャラメルやアフォガート、ピーカンナッツ。
口に含むと、煮込んだ赤いベリージャムとシナモンやナツメグ。アフォガートからカスタード。
フィニッシュは、落ち葉を想わせる紅茶のような落ち着いたフローラルとラズベリージャム、次第にタンニンが広がり、カカオビターが心地よく続く。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソンとジェイミー・モリソンを中心に幅広いレンジのウイスキーを輩出しているスコットランドのインディペンデントボトラーです。
(2020年9月1日よりモリソン&マッカイから社名変更)
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