That Boutique-y Whisky Company x SHINANOYA There is a always one truth. 今回ご紹介するカスクは、信濃屋とブティックウイスキー社との第五弾となるプライベートボトル。懐かしい過去から訪れた、1970年代蒸溜の長期熟成原酒。ボトルも500mlサイズ時代のブティッキーからのリリースになります。
2018年、当時の信濃屋スピリッツバイヤー陣とWhisk-e様でスコットランドの共同買付ツアーを実施し、その際、現地でのテイスティングを経て、購入した特別なカスク。 中身は、一時期ドイツ市場を発端に一世を風靡した華やかなフルーティーフレーバーが炸裂する1970年代蒸溜のシークレットスペイサイドです。1975年蒸留、シェリーホグスヘッド樽原酒の43年熟成をシングルカスク、カスクストレングスで瓶詰。 どちらの蒸留所かは明かされておりません。その“謎”を解くべく、有名な日本の某探偵アニメがラベルのモチーフになっているようです。日本市場向けに描き下ろした、ウィットに富んだブティッキーのラベルも是非同時にお楽しみください。
---Tasting Note --- 華やかなフルーティーフレーバーと長期熟成の複雑な香り立ち。ドライアプリコット、林檎や洋梨のコンポート、黄桃、バニラフィナンシェ、次第に樟脳、ドライイチジク、皮革製品のクリーム、蜜蝋やワックス。微かに薄荷。 口に含むと、非常にフルーティー。たっぷりと黄桃、アプリコット、オレンジのコンポート、洋梨、生クリーム、古樽オークスパイス、優しいシナモン、鞣したレザーが混ざり合う。 フィニッシュは、陶酔感のある余韻が心地よく続いていく。 (Tasted by弊社スピリッツバイヤー)

ブティックウイスキーカンパニーは「TBWC」ブティッキーと称され、スコッチのシングルモルト、 シングルグレーン、ブレンデッドからバーボンやジャパニーズ、ラムやジンまでカテゴリーや常識にとらわれず、世界中のお酒をボトリング・提供しています。 現在までに600種類以上ものウイスキーを世に送り出しているインディペンデントボトラーである同社は、ボトラーズブランドが主にシングルカスクで出荷量が少ない点を鑑みて、より多くの消費者の元へ届ける為に、ボトリング時の容量を通常より少ない500mlに設定するという大胆な手法を用いることでも有名。
また、ラベルはグラフィック・ノベルスタイルといわれ、この漫画的なスタイルで描かれるラベルには、蒸留所にちなんだストーリーや皮肉、ジョークなどが描かれており、ウイスキーオタクには ラベル解読が出来るなど、新しい価値観をもたらしてきました。
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