マル島にあるトバモリー蒸留所は1798年に設立され、スコットランドで最も古い現役の蒸留所の1つです。この蒸留所は、ノンピートのトバモリーと、38 ppmのピートで、2022年以降生産量の約70%を占めているレダイグという2種類のシングルモルトを生産しています。
このレダイグのシングルカスクエディションは、ゴードン&マクファイルによってラ・メゾン・デュ・ウイスキーのイティネレール コレクションのために独占的に瓶詰めされました。
▼テイスティングコメント▼
口当たりはコクがあり、クリーミーな煮リンゴの風味、デメララシュガー、マカダミアナッツ、ブラックベリーの葉のニュアンスが感じられます。
(以上、オフィシャルサイトより)
ゴードン&マクファイル(以下GM)社は、1895年に創業した、インディペンデントボトラーの雄です。その長い歴史のほとんどを、シングルモルトスコッチウイスキーのリリースに費やしてきた、まさにパイオニアと言える存在です。
同社のその歴史の中で、やはり代表作と言えるのは、1968年にリリースされた「コニサーズチョイス」でしょう。それまでも、「シングルモルト」に重きをおいて、小売店舗で量り売りをしていましたが、このシリーズの誕生によって、日の目を見た蒸留所もありました。当時は家族経営されている蒸留所も多く、このリリースで初めて自分の蒸留所がラベルに印刷しているのを見、感動した方も多かったそう。
「コニサーズチョイス」のラベルがGM社のオリジナルデザインで統一されていたのに対し、数年後に誕生した「蒸留所ラベル」シリーズは、生産者である蒸留所から公式な許可を得たラベルを使っていることで、注目を集めました。そのいくつかは未だにリリースされ続け、蒸留所と同社の信頼の深さを表しています。
2018年、GM社は、上記を含む見慣れたラインナップを大幅にリニューアルしました。多岐にわたっていたシリーズを思い切ってなくし、シンプルに5つに分けました。
・ DISCOVERY(ディスカバリー)
・ DISTILLERY LABEL(蒸留所ラベル)
・ CONNOISSEURS CHOICE(コニサーズチョイス)
・ PRIVATE COLLECTION(プライベートコレクション)
・ GENERATIONS(ジェネレイションズ)
これまで独立していたカスクストレングスシリーズやマクファイルズコレクションシリーズなどは、すべてコニサーズチョイスに集約される形となりました。
120年を超える歴史の中で、何度もシリーズのリニューアルを繰り返してた同社ですが、今回のリニューアルは、世界的なウイスキーブームの中、今後を見据えた、過去にない大幅な変化だということが言えます。 ここでは、5つの中でも主にリリースの多い主軸の3シリーズについて、ご紹介いたします。