2013年以来、カスクストレングスのシングルモルトやシングルグレーンに特化して展開されている「オールド・パティキュラー」シリーズ。その一つである本ボトルは、スカイ島、それもタリスカー蒸留所が位置するハーポート湖畔へと私たちを誘います。
1830年にヒューとケネスのマカスキル兄弟によって設立されたタリスカー蒸留所は、初留器2基と再留器3基を備え、1928年までは国内でも数少ない3回蒸留を行う蒸留所の一つでした。1960年11月22日の火災により、敷地内の建物の大部分が焼失しましたが、2年間の操業停止期間を経て、1962年に以前と全く同じ姿で再建されました。
▼テイスティングコメント▼
素朴で本格的な個性を備えたこのタリスカーは、ミネラルや砂利、塩のニュアンスを呈します。鮮やかで穏やかな側面と、嵐の到来を予感させるような爆発的な要素が交錯し、極めて対照的な風味と香りの世界を織りなしています。
(以上、オフィシャルサイトより)
1948年にグラスゴーで設立されたボトラーですが、その前身はアメリカを主な取引先とする海運業者でした。当時はブレンデッドウイスキーの需要が爆発的に高まっており、スコッチウイスキーの輸出業に進出、その時のストックを原点として、ダグラスレイン社の歴史が始まっています。
同社が日本の皆様に愛されてきた理由は、その突出して高い品質にあります。ブレンデッドウイスキーの生産者(ブレンダー)としての一面を持つ彼らは、シングルモルトとしての基準に満たない樽は全てブレンデッドウイスキーへ回し、品質に妥協しないリリースを続けてきました。
同社は2013年に分社をして、弟のフレッド・レイン氏がダグラスレインという会社名を引き継ぎ、現在では娘のキャラ・レイン氏と共に同社を盛り立てています。 ブレンダーとしての経験を大いに生かし、ビッグピートを始めとする革新的なエリア別ブレンデッドモルト、リマーカブルリージョナルモルトシリーズをリリースするなど、意欲的なリリースを続けています。