スイスのインディペンデントボトラー「C. Dully(クリスチャン・ダリー)」より弊社直輸入で取り寄せた少量入荷品のご案内です。
大のウイスキー愛好家であった彼が情熱と使命感から、「品質本意」で始めたブランドは、彼の誠実で真剣な姿勢が伝わるにつれ、成熟した欧州市場をはじめ、世界中の愛好家から着実にその支持を得ています。
1970年代初頭の改築以来、カリラはアイラ島で圧倒的な規模を誇る蒸留所として、主にブレンデッドウイスキー用の原酒を生産し続けてきました。
他の蒸留所がその歴史を声高に謳う一方で、カリラはウイスキーそのものに語らせるという姿勢を貫いています。控えめな佇まいでありながら、力強い生産力を誇る、まさに「働き者」の蒸留所。言葉よりも、その「仕事(実)」で語るのです。
まさにそうした理由から、カリラのボトルは、私たちを含む多くのウイスキー愛好家にとって特別な存在であり続けてきました。何十年もの間、この蒸留所は、大々的に宣伝することなく、ただひたすらに、私たちが心から愛してやまない高品質なアイラ・モルト・ウイスキーを造り続けてきたのです。
★テイスティングコメント★
香り:フレッシュな潮の香りとピートのニュアンスに、レモンゼスト、青リンゴ、そしてほのかなバニラの香りが重なる。続いて、潮風や濡れた小石の浜辺を思わせる香り、そしてかすかなハーブのニュアンスが感じられる。バーボン樽熟成由来の穏やかな甘み(バニラや蜂蜜のニュアンス)が加わり、非常に「クリーン」でありながら、決して単純ではないプロファイルを形成している。
味わい:骨格がしっかりとして力強いが、荒々しさはない。スモーキーさと潮の風味が主導し、続いて甘いレモンクリーム、バニラ、軽やかなキャラメル、そしてわずかなモルトの風味が広がる。やがて、繊細なオークスパイス、ホワイトペッパー、ほのかなフェンネルシードのニュアンスが現れ、単調さとは無縁の、明確な複雑味をもたらしている。カスクストレングスならではの存在感と奥行きも感じられる。
余韻:中程度から長めの余韻。クリーンで潮のニュアンスがあり、柑橘系のフレッシュさ、軽やかなスモーク、そして繊細なバニラとオークの風味が最後まで心地よく残る。
総評:カリラ特有のクラシックかつピュアな「潮とスモーク」の個性を体現しつつ、バーボン樽熟成によって、甘み、透明感、軽やかなフルーティーさ、そして穏やかなスパイスの要素が豊かに加えられた、見事な一本。
( Tasted comment by C.Dully)

変わりゆくウイスキー業界に直接対応すべく、2019年にクリスチャン・ダリーによって設立された極めて新しいスイスのボトラーズカンパニーです。
好みのウイスキーを見つける事がどんどん難しくなってきているといった友人の声を受けて、その期待に応えるべく、本当に素晴らしいスピリッツがまだそこにあることを証明すべく立ち上がりました。

≪代表のクリスチャン ダリー氏≫
ウイスキー愛好家の味覚に訴えるウイスキーや、その他スピリッツの優れた樽を調達し、瓶詰めすることに着手したウイスキー愛好家のグループです。
クリスチャン・ダリーとともに、最高のテイスティング能力を持つ妻のレイチェル・ダリー、親友の1人で1990年代からウイスキーの虜となり、様々な経験や知識、ネットワークを構築してきたパスカル・ガリの3人がグループの中核を担います。

≪左)レイチェル氏/右)パスカル≫