今や世界的なブームを越えて新たなシーンの確立を窺わせるジン。
信濃屋では独自のコンセプトと確かな味わいで欧州市場を席巻するクラフトジンブランドに注目。
度重なる交渉と現地訪問を経て、この度、日本市場における正規輸入代理店としてお取り扱いを開始できることとなりました。
既に世界市場で様々な受賞歴を持ち、日本のマーケットにおいても敏感なプロフェッショナルバーテンダーの方々からの 支持の高い信頼のブランド。
これまでの先行プロモーションでも多くの反響を頂いている新進気鋭ブランドのラインナップをぜひご堪能下さい。
(フェルディナンズザールブランド)
ドイツワインの銘醸地として知られ、ルクセンブルグ・フランス国境沿いのモーゼル地方ザール地区に所在する、こだわりのクラフトディスティラリー・アバディス蒸留所、地元のトップワインメーカーとして本国でも高い評価を誇るゲルツ・ツィリケン家、ヨーロッパで広いネットワークを誇り酒商としてブランドの販売代理店を務めるキャプレット・モンタニュー社の3社で立ち上げた共同プロジェクトブランド。
(左:アバディス蒸留所 アンドレアス・ヴァレンダール氏
右:ゲルツ・ツィリケン家 ドロシー・ツィリケン女史
下:キャプレット・モンタニュー社 デニス・ラインハート氏)
AVADIS DISTILLERY
1824年創業の歴史ある生産者であるアバディス蒸留所。
モーゼル川に沿った丘陵地帯の人口100名ほどの丘上の小さな村、ヴィンヘリンゲンにあります。
若き当主でありマスターディスティラーのアンドレアス・ヴァレンダール氏がフェルディナンズ・ブランドの生みの親。元来フルーツブランデーやリキュール、ワイン樽で熟成させたウイスキーなども生産しており、その研究の成果が主力商品のフェルディナンズジンに注がれています。
最大の特徴となる蒸留器はドイツ・カール社に特注した銅製自動制御方式の最新鋭設備で、予め蓄積された膨大なデータを元に、当日の気候条件なども加味して、工程を適正な方向へと導いてくれる自慢の蒸留器です。
ZILLIKEN ESTATE
こだわり1:『蒸留後に高級白ワインを添加』
フェルディナンズ ザール ドライジンのアイデンティティーとなるのが、蒸留後に高級白ワインを添加する従来に無い手法。
ザールブルガーラウシュの畑から収穫されたリースリング種によるドイツワイン最高格付(Q.m.P )のシュペトレーゼ(ヴィンテージは生産ロットにより異なる)ワインは蒸留で生み出された原酒に更なるエレガントな香味を与え、フェルディナンズ ザール ドライジンを完成に導きます。
こだわり2:『自家農園で栽培された果実やハーブを使用』
ジンの風味を決めるボタニカルではすべて手摘みされた約33種類のフルーツ・ハーブ・スパイスを使用。
その約7割が地元モーゼル地方産で、中にはアバディス蒸留所に隣接する自家農園で、アンドレアス・ヴァレンダール氏自らが手塩にかけて育てたクインス(西洋カリン)、ヴィンヤードピーチ(ワイン畑の桃)、ラベンダー等の果実やハーブ、花類も含まれています。
こだわり3:『ベーススピリッツにスペルト小麦を使用』
ベーススピリッツは地元産の小麦、ライ麦、スペルト小麦を自家蒸留。その割合(マッシュビル)は各50%、25%、25%ずつ。
スペルト小麦は現在広く利用されているパン小麦(普通小麦)の原種にあたる古代穀物であり、地元に根差した原酒づくりの中で、古くから愛された品種への敬意をこめて採用。フェルディナンズ ザール ドライジンの骨格を支える重要な役割を担います。
2013年の誕生以来、既に様々なアワードやゴールドメダルも受賞し、本国ドイツに留まらずヨーロッパ中のマーケットを瞬く間に席巻するフェルディナンズザールブランド。
「ゴールドキャップ」は年に1回限りの限定生産品。
スペシャルエディションとして原料から贅を尽くしスタンダードのレシピにはない特別なローカルボタニカルを使用。(2016年版はイエロープラム(ミラベル)、カカオ、ヴァニラを採用。)
添加するワインも、ツィリケン・エステートで更に格上となる「アウスレーゼ」クラスを使用。
世界中のジンのなかでもゴールドキャップだけが持つ、極上の味わいをぜひご堪能下さい。