弊社スピリッツバイヤーがドイツ・リンバーグを訪問。TWA代表カーステン・エルーリッヒ氏と共にサンプリングを行い選び抜いたのは弊社プライベートボトルでも初の登場となるクラガンモア蒸留所の原酒。
1869年にマッカラン、グレンリヴェット、グレンファークラス等、錚々たる蒸留所のマネージャーを歴任したジョン・スミスが創業させ、今年2019年で150周年を迎えるクラガンモア。
その安定したクオリティーは故マイケル・ジャクソン氏初め愛好家からのオフィシャルボトルの評価が高い蒸留所です。
150年の歴史のなかでは、オールドパーやホワイトホースの重要な役割を担い、シングルモルトとして出荷される量は非常に限られるところでもあります。
それ故にボトラーズブランドでのリリースは非常に少ない蒸留所1つということができるでしょう。
前作フェッターケアン1988から1年の時を経て選ばれたのは1991ヴィンテージに蒸留され、26年の熟成を経た1樽。
シェリーカスクを眠りの床にその恩恵を受け、凝縮されたスペイサイドモルトの良さと名酒クラガンモアのハウススタイルを纏った「和-Nagomi-」の最新作に相応しい1本です。
『信濃屋プライベートボトリング初のリリースとなる
クラガンモア蒸留所の個性をぜひご堪能下さい!』
---Tasting Note ---
【香り】蜜蝋、トースト、ココアパウダー、ローストアーモンド、ヒースの花、奥から微かに晴れた日の砂浜の香り。
【味わい】口に含むと、濃厚なハチミツ、ドライフィグとアプリコット、オレンジケーキ、大麦糖、ピーナッツバター、凝縮した甘さがスムースに広がる。
【フィニッシュ】フィニッシュは、長くて複雑、ビターチョコレート、ハニーマスタード、アニスやリコリス、焙煎系のウッディネス。
【コメント】繊細でややフローラルな香り、凝縮された甘さと複雑な熟成感は、マッカランやグレンリヴェット、王道のスペイサイドと通ずるポテンシャルを感じさせる原酒!
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
ドイツが生み出したいわずと知れたボトラー界の人気ブランド。創業者カーステン・エールリヒ氏の樽選びは、多くのモルトファンのみならず、今やTWAのボトルは世界的な争奪戦になるほど人気が高騰し、業界の重鎮たちも認める安定感で、近年で最も信頼できる世界を代表するボトラーとなりました。