ドメーヌ・ド・ジョアンダは1880年からポイフェリー男爵が所有し、少なくとも1887年から定期的にアルマニャックを生産しています。以降は一族により大事に引き継がれ、現在に至る家族経営の小規模生産者です。
現当主、クリスチャンの父親にあたるジャック・ド・ポイフェリーが、1960年代に商業的にアルマニャックの販売を開始するまでは、主に個人及び家族の消費用と楽しまれてきました。
アルマニャックはぶどうの生産地域上で3つのエリアに区分されますが、ドメーヌ・ド・ジョアンダはその中でも特に良いぶどうを産するバ・アルマニャックに位置し、その中でも更に良い区画として認識されている「グラン・バ・アルマニャック」と評される黄金地帯にあります。
そこで、8.5ヘクタールの畑を所有し、ユニ・ブラン種(70%)とバコ種(30%)の2つのぶどうを栽培しています。
年間の生産量はわずか2樽という、なかなか市場で見かける事が難しいレアなブランドです。
「ジョアンダ」のコンセプトは繊細な香り、円やかで暖かみのある飲み口、心地良い余韻を感じるアルマニャック作りです。そのため、少なくとも15年以上熟成したものだけをシングルヴィンテージ(ミレジム)で瓶詰めしているこだわりの生産者です。
そのこだわりから、ジョアンダのアルマニャックは、パリの名だたるミシュラン星付きレストランや高級ホテルで提供されてきた実績を誇ります。
1984年蒸留原酒をシングルカスク、カスクストレングスにて瓶詰めしてもらった一般には市販されていない34年超に及ぶ長期熟成の特別版。