近年、ジャンルを問わず長期熟成のハードリカー原酒全体が高騰・枯渇していく中で、空樽熟成等ウイスキーとも深いつながりを持ち、高いコストパフォーマンスを残すカルヴァドスに注目。
これまで
8本のプライベートボトルを発信し、
本来はブレンド用原酒として使用され、シングルカスクで1つの樽からボトリングされることは極めて珍しいカルヴァドスの新たな魅力をお届けしてきました。
今回はこれまでのリリースで醸成した作り手との信頼関係に基づき、 名門から譲り受けた弊社の85周年の節目を記念する、プライベートボトル最新作の9本目をご紹介致します。
これまで3本の弊社プライベートボトルを輩出し、いずれもマーケットから多くのご支持を頂いた
フランス・ノルマンディ地方・ペイドージュ地区の人気ドメーヌ(自家農地生産者)「デュポン」。通常はエイジング表記やAOC規定でのリリースとなり、シングルヴィンテージのボトルは日本市場でもほとんど出回ることのない、貴重な存在です。
弊社スピリッツバイヤーが現地を訪問し、作り手と共に厳選の末に一致したのは既に40年の熟成を経た1975ヴィンテージの1樽。普段はブレンドのトップドレッシングして、そのラインナップの味わいを支える同家でも丁重に扱われる古酒であり、カルヴァドスシーンの中でも1樽からのボトリングは極めて異例となります。
2013年にリリースした1982ヴィンテージ同様、古酒として稀な50%近いハイプルーフの原酒はカルヴァドスファンはもちろん、カスクストレングスに親しみのあるハードリカーファンにも魅惑的な仕上がりを感じさせます。
タイユヴァンやトゥールダルジャンを始めとしたミシュラン3ツ星レストランなど世界中の高級レストランやバー、ホテルが認めた実力派ドメーヌが代々受け継いできた秘蔵古酒。
『40年の時を越えて育まれたハイプルーフの貴重で高品質な熟成の醍醐味をぜひご堪能下さい。』