総ボトリング本数558本
TOMATINオフィシャルプライベートボトリング第1弾!
選ばれし新時代の2樽。
今回はハイランドの雄、トマーティン蒸留所からのオフィシャルプライベートボトリング。
弊社スピリッツバイヤーが直接蒸留所を訪れ、マスターディスティラーを務めるグレアム・ユンソン氏と一緒に約22万樽とも言われる膨大なストックから厳選を重ね互いに合意に達した2樽をご紹介します。
世界的な知名度を持ち、スコットランドでも最大級を誇るトマーティン蒸留所。1985年に日本の企業が所有する最初の蒸留所となった、日本とも縁の深い蒸留所でもあります。
そのこだわりは規模に相容れず極めて繊細かつ困難な理想を実現しており、弊社プライベートボトリングでも一躍脚光を浴びた”1976ヴィンテージ”など絶大な支持を持つ原酒を輩出してきています。その実力は直近でも高い評価を得ており、Icons of Whisky Scotland 2016において”Distiller of the Year”を獲得し、現地でも厚い支持が揺るぎないところです。
今回選ばれた2つの原酒とも蒸留されたのは2005ヴィンテージ。この年は2000年代でも当たり年との評価を受ける要注目のヴィンテージ。その証左に同蒸留所で半世紀以上の勤続を誇る前任のマスタディスティラー ダグラス・キャンベル氏が2000年代を代表する原酒として、記念ボトルのディケイドに同ヴィンテージを採用。
今後、一緒に採用された1967・1976・1984・1990といった偉大なヴィンテージに肩を並べる可能性を持つ最先鋒のスペックとなります。
トマーティン原酒のボトラーボトルは各ブランドともなかなかリリースの機会はなく、マーケットでの流通も限られているところ。今回はオフィシャルボトリングながらボトラーリリースに勝るとも劣らないまさに秀逸なコストパフォーマンスを実することができました。
1stフィルオロロソシェリーバット #5216はオロロソシェリー樽熟成の模範的な味わいが若くしてしっかりと体感できる1本。先行公開となったWHISKY HISTORY IN OSAKA 2016ではビギナー・プロフェッショナルを問わず、多くの皆様より好評を頂いた1番人気のボトルです。
『2樽の1976ヴィンテージをリリースした弊社がお届けする新たなトマーティンの2つの個性を是非ご堪能下さい!』
---Tasting Note ---
【香り】ブラックベリー、ダークチョコレート、黒糖、インク、洗濯用糊、
オロロソシェリー由来の濃厚な香りと心地良くスパイシーな香り。
【味わい】レーズン、プルーン、ドライイチジク、ブルーベリージャム、
カカオ豆とチョコレートケーキ、コーヒー、砂糖漬けの果物、ヴェルモットやアニス系リキュールのニュアンス。非常にリッチでフルボディ。
【フィニッシュ】濃厚な甘さとハーブ系のスパイスがシェリー感と共に非常に長く続く。
【コメント】10年熟成とは思えないリッチで飲み応えのある1本。色気のあるシェリー樽熟成。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)