今回選ばれたのは、160余年の歴史を持ち、オフィシャルプライベートボトリングも困難なスペイサイド屈指の人気蒸留所・
グレンファークラスの原酒。
2011年
Highlander inn とのジョイントによる第1弾、2013年
「ホワイトファークラス」と称された第2弾、2014年
THE BOW BARとのジョイントによる第3弾、さらには、2015年
王道のシェリー樽熟成の第4弾、2016年
”白の衝撃”として話題を集めた第5弾、
という世界市場注目のリリースを重ねてきた
「グレンファークラス ファミリーカスクス for SHINANOYA」
の最新作の第6弾リリースとなります。
弊社スピリッツバイヤーが現地蒸留所を直接訪問し、記念すべきグレンファークラスボトルとして、1991ヴィンテージのシェリーバット原酒に出会うことが出来ました。
最近では日本市場向けのシングルカスクでも注目を集めた1980-1990年代の境目となるスペック。1991ヴィンテージはグレンファークラス通として海外でも著名なテイスターも近年のベストヴィンテージとしてその実力を高く評価しており、今、更に知っておくべきスペックでもあります。
また同ヴィンテージは蒸留所創業175周年記念の一環として実現した本シリーズの第1弾ボトリングでも採用された同一ヴィンテージでもあり、それから約5年長く熟成を重ねた1樽となります。
選ばれた#5695はそのなかでもシスターカスクの地元の有力店The Whisky Shop Dufftown向けの#5691がWHISKYFUN.COM 90pointsを獲得するなど
ポテンシャルには大いなる期待の持てる1樽。
1人でも多くの皆様にお届けするべく、500本オーバーのボトリングとなる
良質なシェリーバット樽を確保することができました。
また、現地蒸留所価格での同スペックが290ポンド(145円換算で42,000円以上)と高騰するなかで、本シリーズならではの破格ともいえるコストパフォーマンスも兼ね備えることが出来ました。
『ダークフルーツフレイバーとオークのスパイス、シェリー樽の熟成感が完全に調和した1990年代のシェリー樽熟成モルトの1つの完成系といえる1樽をこの機会に是非ご堪能下さい。』
---Tasting Note ---
【香り】アンティークの家具、クローヴにやや白檀。プルーン、ブラックカラント、ドライオロロソシェリーの香り。
【味わい】口に含むと、カカオやコーヒー豆、胡桃、ややナッティ。ミントをのせたチョコレートケーキ、サルタナレーズン、デメララシュガー、キャラウェイ。複雑な熟成感がありフルボディ。ダークフルーツの濃厚な甘さとオークのスパイス、熟成感が絶妙なバランスで絡み合う。
【フィニッシュ】フィニッシュは非常に長く、リッチ。ダークフルーツに加えビターオレンジやカシスも感じられ、長期熟成ありマニャックの古酒を彷彿させる存在感。1990年代屈指のシェリーカスク熟成。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)