母体となるメドウサイド・ブレンディング社はウィスキー産業で45年を超える経験をもつドナルド・ハート氏(ハートブラザーズのアリステア・ハート氏の弟)とその息子のアンドリュー氏により、2009年に創業。
「優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する」をモットーに、 ドナルド氏の経験と独自のコネクションに裏打ちされ、納得いく原酒を選び抜くこだわりを徹底したセレクションは、他ボトラーとは一線を画した魅力的なリリースとして当店はじめ市場の話題の的となっています。
また、同社からのプライベートボトリングは世界的にも他に例も少なく、日頃からのリリースのご紹介実績と交渉を重ねた末に実現した数少ない機会でもあります。
選ばれた1樽は ブルイックラディ蒸留所で作られるポートシャーロット原酒。同蒸留所でミディアムタイプとなるフェノール値30~40ppmの原酒は
未だボトラーリリースも少なく、アイラモルト全般が激減するなかで、リリースの度に注目を集める期待の存在。
2002ヴィンテージ原酒はTHE WHISKYFUN.COMでも高い評価を得ているなど、2001年の蒸留所再稼働後に生み出された原酒のこれからを予感させる1本。
一つのバロメーターとなる12年を超えた原酒はブルイックラディの個性に熟成年数以上の複雑なピートと力強いスモークが加わり、ポートシャーロットのスタイルが絶妙に体現しています。
弊社プライベートボトル初採用を決断させたクオリティーに育った1樽は、昨今のアイラモルト原酒不足の難局の中でさらにポートシャーロットのファンを獲得します。