2007年、「日本のウィスキーマーケットの質の高さや情熱を文化とともに世界へ発信」「高品質な商品と生産者の情熱を日本のマーケットにお届けする」というテーマを形にするべく、弊社プライベートボトルのフラッグシップとなる「チェスシリーズ」のファーストリリース”ラフロイグ1996ナイト”を発表することに始まったSHINANOYA PRIVATE BOTTLING。
以降、ウィスキーを取り巻くマーケットの環境・嗜好も激変するなかでこれまで150本以上のボトルを世に送り出してきました。
そして、2017年、おかげさまで迎えることができた10周年という節目を記念してお届けするのが10樽のシングルカスクを1年間かけてご紹介していくアニバーサリーボトリングリリースです。
弊社が創り上げてきたブランドの10年という歴史の1つの集大成を体現する厳選のボトル達をぜひお見逃しなく。
187本限定発売
SHINANOYA PRIVATE BOTTLING 10th ANNIVERSARY 第4弾
『ダブリンの不死鳥』
ご紹介するのは近年のアイリッシュウィスキー人気の中核となるティーリングウィスキーカンパニーからの原酒。
同社の起源は古く1782年にウォルター・ティーリングがダブリンのマローボーンレーンに造成した蒸留所に始まりました。
その後、クーリー蒸留所の時代を経て、現代表のジャック・ティーリング氏がメジャーだけのアイリッシュウィスキー業界にインディペンデントの機運を取り戻すべく、ハンドクラフト&スモールバッチのアイリッシュウィスキー作りを実践するために2012年に「ティーリングウィスキーカンパニー」が設立。
実に230年の月日を経た系譜がアイリッシュウィスキーシーンに新たな風を送り込んでいます。
2015年にはファミリーの代々の悲願であり、ダブリン市内では約125年ぶりとなるティーリング蒸留所が同家と縁があるダブリン市内の有名なセントパトリック大聖堂から僅か500メートルの距離に開設。
WWA (ワールド ウイスキー アワード)にてベスト アイリッシュシングルモルト(2015)を受賞するなど今やその動向が世界中のウィスキーファンの注目を集める、今後が最も期待されるブランドの1つとなります。
選ばれた1991ヴィンテージを筆頭とした20年オーバーレンジのボトラーアイリッシュではTHE WHISKYFUN.COM、THE Whisky Notesといった代表的評価サイトの高得点や、弊社の過去のプライベートボトリングにおいても予約完売となるなど、高い人気を示しており、今や名だたるボトラー、インポーター、BARの間で争奪戦になるほどの状況となっています。
しかしながら、ティーリングのこの年代の原酒は、今やストックも枯渇の危機に瀕しており、今後同スペックのオフィシャルプライベートボトリングはリリースが激減し、入手困難となることが予測されています。
今回選ばれた#6894はそのレンジでも更に希少となるシェリー樽原酒。現地での直接交渉によりボトリングが許された特別な1樽。
高評価スペックとシェリーカスクによるマリアージュはティーリングらしいトロピカルフルーツにシェリーカスクのスパイスが溶け込んだ今手にしておくべき貴重な存在となります。
また、オフィシャルリミテッドボトリングでは既にプライスも高騰するなかで生産者、インポーターの協力もあり弊社プライベートボトリングの節目に相応しいコストパフォーマンスを実現することが出来ました。
『歴史ある注目ブランドと共に見出した、アイリッシュウィスキーの新たなポテンシャルを是非ご堪能下さい。』