セカンドリリースとしてご用意するのは1876年創業、140余年の歴史を誇るグレンロッシーから1992ヴィンテージの24年熟成原酒を確保することができました。
もともとへイグやディンプルの重要なモルト原酒を供給してきており、ブレンダーの間でも高い評価を集めてきたスペイサイドの名酒。また姉妹蒸留所にはマノックモア蒸留所を従えています。
元来、ブレンデッド原酒の製造が主力となるためボトラーへの原酒の供給は限られており、近年でもボトラーリリースは少ないところ。
同じ1992ヴィンテージはモルトファンから一定の評価を集めており、安定感のある味わいは期待を裏切りません。
20年以上育まれた中熟の旬を見初められた1樽は柑橘系フルーツフレイバーが絶妙に溶け込み、グレンロッシーの更なるポテンシャルを伝えてくれる1本。
『ブレンダーの間でも評価が高い、グレンロッシー。スペイサイドのフルーティな佳酒をこの機会に是非ご堪能下さい。』
---Tasting Note ---
【香り】シトラス、バニラ、白い花や桃、シャルドネの白ワイン、ややミネラル、ビスケットの甘い香り。奥からミントやオークスパイス。
【味わい】口に含むとオレンジ、パイナップル、キウイフルーツ、ハチミツレモンキャンディー、ややワクシー。
【フィニッシュ】フィニッシュはハーブやジンジャー、ホワイトペッパーのスパイスがホワイトチョコレートと共に心地良く長く続く。
【コメント】フルーツ由来の甘味と酸味のバランス、中熟スペイサイドの魅力あふれる1本。数滴の加水でフルーツフレイバーが花開きます。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
シグナトリーヴィンテージ社は1988年にサイミントン兄弟により創業。
当時、既にケイデンヘッド、GM、イアンマクロード、旧ダグラスレインといった有力ボトラー達がいるなかで、今や定着したノンチルフィルター・ノンカラーリングにこだわり、多くのモルトファンの信頼を獲得していきました。
また、精力的なシングルカスク・カスクストレングスのリリースを積み重ねるなかで、ラベルに詳細なカスクのスペックを記載するなど今のボトラーボトルでは当たり前となっているトレンドを浸透させたパイオニアとして1990年代のシングルモルトブームを牽引。
そうした取り組みと評価を通して、今や4大ボトラーの一角に名を連ねており、日本市場では半期に1度のインデントを中心に、強大なストック力を示す幅広いラインナップで人気を集めている名ブランドです。