ヨーロッパ圏以外では初めて、アジア圏でも一番最初の「アラン・アンバサダー」となった信濃屋が厳選する、「アンバサダーカスク」シリーズ。
アンバサダーだからこそ譲り受けることが出来た特別なカスクセレクションにより、これまで5本のボトルを発信、 人気漫画「レモンハート」にも取り上げられ、完売後も世界から問い合わせが続くなど多くの反響を頂いてきました。
今回、弊社の節目を飾る10th ANNIVERSARY BOTTLINGに相応しい新作となる第6弾をご用意することが出来ました。
今回の1樽は弊社スピリッツバイヤーが昨秋にスコットランド・スターリンへ直接出向いて生産者と共にセレクションを重ねた結果の1樽。
アンバサダーの発信する新たな1樽として選ばれたのは創業から2年目となる
1996ヴィンテージ原酒。
オフィシャルリミテッドリリースや各有力ブランドからも秀逸なボトルが輩出されており、特に日本市場においては著名モルトバーのプロフェッショナル達のオリジナルボトルにも採用されるなどそのポテンシャルの高さが際立つ注目の年でもあります。
これまで希少なシェリー樽をセレクトしてきた
アンバサダーカスクでは初となるバーボンバレル。これまでのボトル達に更なる魅力を加えた進化を感じさせるアランの正統的な味わいと共に、シングルカスクの醍醐味、
最長熟域でもある20年の時が生み出した固有のキャラクターに満ちた味わいを体感させてくれます。
また、アンバサダーとしてのリレーションシップで特別に譲り受けたボトルは、アラン人気が高まるなかで、このシリーズならではのご信頼頂けるコストパフォーマンスを誇ります。
『信濃屋と最も繋がりの深い蒸留所から、アンバサダーだからこそ譲り受けることができた渾身の1樽をぜひご堪能下さい。』
---Tasting Note ---
【香り】グレープフルーツ、ライム、レモンバーム、バーベナ、もみの木、シトラスと森林を連想させる黄緑の香りが印象的。
【味わい】口に含むと、青林檎、キウイフルーツ、オレンジ、洋梨、フルーツサラダ、ミード、クリーミーなボディ、塩漬けのオリーヴ。
【フィニッシュ】フィニッシュはシトラス系の酸を伴う優しい甘さと柑橘果皮のビター感、ジンジャーのスパイスが心地良く続く。
【コメント】現時点では最も長い熟成期間といえる20年の月日が、独特の黄緑色のフルーツを生み出し、ハウススタイルとの相乗効果が楽しめる進化したアラン。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
創業20周年を経て、世界中のモルトファンからの注目を確固たるものにしつつある
アイルオブアラン蒸留所。
著名モルトバーのプライベートボトリングやオフィシャルリミテッドリリースの好調ぶりは同蒸留所の今後に向けた高いポテンシャルを表していると言っても過言ではないでしょう。
飛躍的な原酒のクオリティの成長から世界市場で人気を集めるアイルオブアラン蒸溜所。弊社プライベートボトルでも多くのご支持を頂き、海外市場ではその人気は一気に火がついており、ニューリリースは各国のマーケット同士でも争奪戦となっております。
また、アラン島南部で異なるコンセプトに基づいた
第2蒸留所の創設プロジェクトが本格稼動し、早ければ2018年に操業開始予定。これから始まる長い歴史の歩みを進み始めます。
※こちらは現在の蒸留所のポットスティル画像です。