浮世絵ラベルが映える、アスタモリスの東海道五十三次シリーズ。
今回は、45番目の宿場町庄野(三重県鈴鹿市)をあしらったマクダフの14年もの。
過去にもリリースされたマクダフは、繊細で華やか。
フルーティーでバランスのいい味わいで、評価も高いアイテムです。
浮世絵のラベルとなった庄野宿は、歌川広重の東海道五十三次の中でも、最も有名と言われる1枚。
暗雲が立ち込める激しい夕立を避けるように、坂道をかけてゆく人々を描いた作品です。
ラベルの美しさもさることながら、ゆっくりと開いていく味わいの豊かさには、バート氏のこだわりが色濃く反映されています。
【テイスティングノート】
香り:ロープ、ミネラルを感じる香り。ほのかにパイナップル。白いフルーツの滑らかな香りと、モルティーな甘い香り。
味わい:スパイシーで少しドライな印象。香りよりも、さらにフルーティーさが強まり、柑橘の味わいがはっきりと感じられる。
リコリスや、ハーブのような味わいがあり、加水によりさらにひらいてくる。
余韻:スパイシーさが残る。加水後もフレッシュさを
失わず、クリーンでキレのいい味わい。
白い果物のフルーティさ、ミネラルとモルティーな味わいが長く続く。
(以下、メーカー資料より)
ラベルの透かしの部分には日本の代表的風景画とも言える「東海道五十三次」のデザインが採用され、裏ラベルにも日本画が描かれるなどコレクター心をくすぐる仕様となっています。
ベルギーの新興ボトラー・アスタモリス。
代表のバート・ブラネル氏は"Malt Maniacs"のテイスターとしても活躍(現在は同社設立により公平性を保つために自ら引退)。 最近ではベンリアックのプライベートボトリングで一躍脚光を浴び、今やそのニューリリースは世界中から注目され、入手困難なブランドの仲間入りを果たしています。
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