2000年に元ジョニーウオーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していたジョン・クレイザー氏が創設したコンパスボックス。
ウイスキーマガジン誌の「イノベーター(革新者)オブザイヤー」やウイスキーアドヴォケート誌の「パイオニア(開拓者)オブザイヤー」など、その功績が認められ数多くの賞を獲得しています。
アメリカ人である彼は、現在ではロンドンに拠点を移し、ウイスキー作りを「アート」に見立て、挑戦的に最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組む今後期待のブランドです。
前回の設立15周年記念の第5弾は世界的に評価され瞬く間ソールドアウトとなりました。
今回の第6弾は15,050本のリリースで、使用しているモルトが秀逸です!
公表されているレシピをご紹介すると、カリラが39%、クライネリッシュが17%、ディーンストンが29%となっています。
第5弾は平均熟成が約20年でしたので、今回も同じ位の熟成年数が予想されます。
テイスティングしましたが、今までの期待を裏切ることのないクオリティです。今まででも表現してきたカリラ、クライヌリッシュのコンビネーションはそのままに、今回、意欲的にディーンストンを使ったことで、独特の重たいニュアンスが付加され、厚みが増した印象です。
(輸入元のTASTING NOTE)
香りはスモーク、洋梨、バニラとワクシー、ボディはスモークとドライフルーツの甘みに程良くワクシー、フィニッシュはスモーキー、柑橘系にビターも入り長く続きます。ミディアムスモークとヨードからフルーティーなテイストが湧き出てくる、ディーンストンとクライネッシュのフルーティーでワクシーなニュアンスが見事にブレンドされたスモーク&フルーツの秀逸なモルトです! |