「モリソン&マッカイ」社の最高峰レンジとなる "セレブレーション・オブ・ザ・カスク" から 第1弾「ボウモア1997」、第2弾「トマーティン1987」のリリースを経て、
約3年ぶりの新作・第3弾&第4弾ボトリングの同時リリースを実現。
エントリーからハイエンドまで幅広いリリースを精力的に行う同社のストックから選ばれた、長熟原酒とショートエイジング原酒によるアイラモルトの共演。
『アイラのプロフェッショナルと共に秘蔵ストックから選んだ、アイラモルトの流行の旬をぜひご堪能下さい!』
ボウモア蒸留所で研鑽を磨きウイスキー業界で最高の名誉とされる『キーパー・オブ・ザ・クエイク』の称号を授与された重鎮ケニー・マッカイ氏とモリソン一族の重鎮で生ける伝説(Living Legend)と呼ばれる元モリソンボウモアの取締役のブライアン・モリソン氏が設立した、「モリソン&マッカイ」社。
それぞれのキャリアに裏打ちされた独特なコネクションは他ボトラーにも真似の出来ない意欲的なリリースを生み出し、現地を始め日本市場でもエントリーユーザーからプロフェッショナルまで高い評価を受けています。
"セレブレーション・オブ・ザ・カスク"は、二人が最高の状態でセレクトし、すべてシングルカスク、カスクストレングスのボトリングする同社の最高峰レンジ。これまでにも数々の話題ボトルを輩出し、独特のコネクションから繰り出されるリリースはマーケットの中でも常に注目を集めています。
スコットランドの同社を直接訪問し、ケニー・マッカイ氏と共に厳選したのは、ブナハーブンの人気スペックとなっている1980年代終盤~1990年代序盤の中核となる1989ヴィンテージからの1樽。
他のアイラモルトが枯渇に向かい比較的リリースの多かったブナハーブンも蒸留から20年以上が経過し、目下、長熟レンジへと育まれる中で、そのストックは各社ともに極めて貴重な存在となり、ボトラー、プライベートボトルへの原酒供給は限りなく制限されてしまっています。
その結果として相場は高騰の真っ只中にありますが、今回の1樽では特に直近のマーケットからみても破格ともいえるプライスでご用意。同社のコストパフォーマンスが如何なく発揮されているところでもあります!
これまで各ブランドからリリースされた1989年原酒においても高評価の争奪戦となる高評価ボトルを輩出。熟成アイラ原酒の注目スペックとして極めて限られた供給とは裏腹に高い人気を保っています。
弊社プライベートボトルではこれまでにもBBRベリーズオウンラベルとSaGaコラボレーションボトルで予約完売の実績をもつスペックレンジとなり、ピート、フルーツの融合という長熟アイラモルトの醍醐味を十二分に期待して頂ける1本です!!
---Tasting Note ---
【香り】青林檎、レモン、シトラス、フレッシュでエステリー、海風、鉛筆、ややミネラル、奥から漁網、お香、エンジンオイル、徐々にピートの香りが増してくる。
【味わい】口に含むと、心地良いピートでややオイリー、アプリコット、グレープフルーツキャンディー、やや蜂蜜や塩、ベリー系の甘さ、上品なハーブ、見事なバランス。
【フィニッシュ】フィニッシュは非常に綺麗で、柑橘系フルーツと熟成感のあるピートがバランス良く長く続く。
【コメント】「ピート由来の複雑なフレイバーと熟成感のあるフルーツはアイラモルトの長期熟成ならではの味わい。」
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)