90本限定瓶詰
50年前に蒸留された、老舗ドメーヌ秘蔵の古酒
50年に渡る時と共に。
熟成ハードリカー全体の価格高騰と枯渇が進む中、上質の円熟味を体感することのできるアルマニャックはハードリカー好きにとってのラストフロンティアと言っても過言ではないでしょう。
フランス本国でも時代の流れの中で生産者自体が減ってしまい、もともと家内伝統的に受け継がれていた側面もあって、アルマニャックでも原酒の確保がつとに難しくなっているのが現状です。
今回はプロフェッショナルバーマンと弊社が、アルマニャック地方の名醸地に200年以上の歴史をもつ老舗を訪れ、生産者と共に厳選した秘蔵原酒をご紹介できることとなりました。
1780年創業の最も古いアルマニャック生産者のひとつです。
アルマニャックには3つのエリアに区分(バ・アルマニャック、テナレーズ、オー・アルマニャック)に分類されますが、オニョアスは1番良いぶどうを産出するバ・アルマニャックに所在。
グラン・バ・アルマニャックの650へクタールの敷地の中に、50ヘクタールの自社畑を持ち、現在、バコ、ユニ・ブラン、コロンバールの3種類を作付け。すべて自社畑から収穫されるぶどうのみでアルマニャック原酒を生産しています。
また、広大な敷地からは、熟成樽の樽材となる樫の木(オーク)の調達をも可能にしています。
特筆すべきは、ドメーヌ・ボワニエルなど名門も採用していた今はなきクラフトメーカーSIER社の手掛けたアルマニャック生産者の中では最も古い1804年製造、極めて稀な薪での直火を熱源にしたアランビックを用い、200年以上も伝統の味わいを生み出し続けています。
三者で合意したのは
1968年に生み出された原酒。
その熟成は約半世紀迫っており、ハードリカー全体でも貴重な存在であることは疑いの余地がありません。
今から約50年前、
アルマニャックの固有種であるバコ種を100%使用して蒸留され、樽で眠りについた原酒。
その存在を毎年現地を訪れる本間氏が知るところとなり、2年に渡り味わいの進化が見届けられてきた1樽です。
今回、長期熟成になるほどにそのポテンシャルを表に現すバコ種の
大いなる飲み頃が如何なく体現された熟成のピークを見初められ、ボトリング可能な90本のみ、シングルカスク・カスクストレングスでそのままの味わいをお届けできることとなりました。
『歴史あるドメーヌの約240年の軌跡の一部となる秘蔵古酒。約半世紀の時をゆりかごとして育まれたバコ種の真骨頂をぜひご堪能下さい。』
---Tasting Note ---
【香り】入り口はとてもマイルド。黒糖、イチジク、シナモン、カカオ、
干し葡萄など複雑でふくよかな貴熟(ランシオ)香。
【味わい】口に含むと、ほのかな酸から入り、厚みのある甘やかな葡萄感は正に秀逸です。
【コメント】長期熟成により、更に果実味を増すアルマニャックの固有葡萄品種であるバコが50年もの時を経て、その高いポテンシャルを開花させた見事な出来映えの1本。
(Tasted by THE BOW BAR オーナーバーマン 本間純矢氏)
1995年12月、北海道、札幌すすきのにオープン。
海外からのゲストも絶え間なく数多く訪れ、24年目の歩みを進める世界的名店、THE BOW BAR。
数百種類を数えるシングルモルト、「天使のようなグラッパ職人」ロマーノ・レーヴィ氏のグラッパをはじめ、現地で厳選されたアルマニャックやコニャック、中には世紀を超える逸品すら並ぶ、世界各国から本間氏が直接目利きしたオールド&レアボトルに囲まれた空間は、飲み手にとってはまさに夢のような一時を演出します。
歴史的、伝説的なボトルが肩を並べる一生に一度は訪ねておきたい名店。
-Mr.Junya Honma-
オーナーバーマンの本間純矢氏は、毎年、欧州を訪れ、現地の生産者と親交を深め、作り手の生み出す原酒を通して作り手自身と、自らが見極めて仕入れた洋酒を通して、その歴史と今を日本へ伝えています。
また、カウンター以外にも海外でのセミナー講師も務め、生産地訪問を地元メディアが取り上げるなど、活躍のフィールドは国内に留まりません。
常に情熱熱く、礼節を重んじ、1度会えば虜になる人間的魅力の深い氏を目当てに、国内外から多くのファンや業界関係者達が札幌を目指すプロフェッショナルバーマンです。