GLENCADAM
[1998-2019] 20yo
BOURBON BARREL #1215
for SHINANOYA
信濃屋 x GLENCADAM
The Harvest Season of Classic Whisky.
グレンカダム蒸留所は東ハイランド、ブレヒンの辺にある1823年設立の
スコットランドでも非常に歴史の古い蒸留所の一つ。
現在は アンガスダンディ社が所有。
1954年、カナダ・ハイラムウォーカー社に買収された際、
ブレンディング設備を整備し、ダンディーでかつて作られていた
ブレンデッドスコッチウイスキー
「スチュワートクリームオブザバーレイ」の生産本拠地で、
メインとなるウイスキーの原酒供給源でした。
同ブレンデッドが豊かな麦の味わいを持っていたことと
その名前からグレンカダム蒸留所は、
“大麦のクリーム”
と評されていたとしても知られています。
グレンカダム蒸留所は静かなるプレイヤーであり、
伝統的でクラシカルなウイスキー造りをブレヒンの地で
ひっそりと続けています。グレンカダム蒸留所は2000年代、
一度稼働停止していますがそれは冷却水不足によるものであった
と言われており、そのころの教訓を活かして蒸留所のすぐ裏手に
貯水池を設けて対策を講じていると
蒸留所所長のダグラス氏は語っています。
今回信濃屋が選んだ一樽は、現地スコットランドにて
信濃屋バイヤー陣が蒸留所を直接訪問し、
優れたカスクサンプルの中から厳選の末にボトリングを決断した
1998VT20年熟成のシングルカスク・カスクストレングス。
世界的にもまだ前例の少ないオフィシャルボトルでの
プライベートボトリングカスクです。
良質なバーボン樽でひっそりと時間をかけて作り上げられたこの一樽は、
ねっとりとした干柿のような甘みと、杏のような果実味と酸味、
ヘーゼルナッツクリームが非常にバランスが良く、
古典的なハイランドモルトの良さを伝える好例。
正に、ウイスキーとしての人生の秋を迎えたような飲み頃の一本です。
≪テイスティングコメント≫
良質なバーボン樽での熟成を感じさせる香り。
品の良いバニラと落ち着いたエステル、クリーミーでかすかにミント、
ねっとりとした杏、黄桃、ババロア、ヘーゼルナッツクリーム、
次第にナッティーでややワクシー。
口に含むと、ミディアムボディ、しっかりとした熟成感で
バランスに優れる、ドライアプリコット、あんぽ柿、サフラン、
カップケーキと紅茶、かすかにワクシー。
フィニッシュは美しく心地良い余韻、次第にビター。
飲み頃を迎えた90年代のクラシックスタイルの好例。
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Region(地域) |
Highland |
Age(熟成年数) |
20yo |
Cask Type(樽種) |
Bourbon Barrel |
Strength(度数) |
57.1% vol. |
Volume(容量) |
700ml |
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アンガスダンディ社ボトルはこちらから♪
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