今回は提携している地元の著名なツィリケン・エステートの
リースリング種ではなく、自社農園産の手摘みのリースリング種を
原料に使用しています。 夏の終わり頃(9月末から10月初)に収穫した
気品溢れる爽やかでジューシーな香味を有するブドウを、
ボジョレーヌーボーのごく一部のこだわりの生産者だけが手掛ける
最も伝統的な「マセラシオン ・セミ・カルボニック製法」を採用して、
ブドウの持つ香味を最大限抽出。ただ、果汁をブレンドするのではなく、
ブドウ本来が持つ香りと味わいを最も綺麗に最大限抽出した
ワイン醸造段階のモストに、ハイアルコールのフェルディナンズジンを
ブレンドしてつくられた新たなスタイルです。
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昨年のフェルディナンズ・ ブランド創立6周年を記念した
アニバーサリーボトル。
創業が2013年「夏」だった事から、2018年の夏に開催された
創業5周年パーティの際に、フェルディナンズブランドを輸入する
各国のインポーターやアンバサダーが集まる中で発表された新たな構想。
その第1弾の5周年ボトルは、水色の陶器ボトルで、
際立つ「ピーチ」フレーバーが話題を集め瞬く間に完売となりましたが、
6周年ボトルとなる今回の第2弾は、
際立つ「グレープ」フレーバーが特徴。
第1弾を踏襲する鮮烈なフルーツフレーバーは健在です。
※温度変化より成分が固形化し、澱や曇りが発生する場合がございますが、品質への問題は無く、また人体への影響も一切ございません。
(フェルディナンズザールブランド)
ドイツワインの銘醸地として知られ、ルクセンブルグ・フランス
国境沿いのモーゼル地方ザール地区に所在する、
こだわりのクラフトディスティラリー・アバディス蒸留所、
地元のトップワインメーカーとして本国でも高い評価を誇る
ゲルツ・ツィリケン家、ヨーロッパで広いネットワークを誇り
酒商としてブランドの販売代理店を務めるキャプレット・モンタニュー社
の3社で立ち上げた共同プロジェクトブランド。
(左:アバディス蒸留所 アンドレアス・ヴァレンダール氏
右:ゲルツ・ツィリケン家 ドロシー・ツィリケン女史
下:キャプレット・モンタニュー社 デニス・ラインハート氏)
AVADIS DISTILLERY
1824年創業の歴史ある生産者であるアバディス蒸留所。
モーゼル川に沿った丘陵地帯の人口100名ほどの丘上の小さな村、
ヴィンヘリンゲンにあります。
若き当主であり、
マスターディスティラーのアンドレアス・ヴァレンダール氏が
フェルディナンズ・ブランドの生みの親。
元来フルーツブランデーやリキュール、
ワイン樽で熟成させたウイスキーなども生産しており、
その研究の成果が主力商品のフェルディナンズジンに注がれています。
最大の特徴となる蒸留器はドイツ・カール社に特注した
銅製自動制御方式の最新鋭設備で、予め蓄積された膨大なデータを元に、
当日の気候条件なども加味して、
工程を適正な方向へと導いてくれる自慢の蒸留器です。
ZILLIKEN ESTATE
こだわり1:『蒸留後に高級白ワインを添加』
フェルディナンズ ザール ドライジンのアイデンティティーとなるのが、蒸留後に高級白ワインを添加する従来に無い手法。
ザールブルガーラウシュの畑から収穫されたリースリング種による
ドイツワイン最高格付(Q.m.P )のシュペトレーゼ
(ヴィンテージは生産ロットにより異なる)
ワインは蒸留で生み出された原酒に更なるエレガントな香味を与え、
フェルディナンズ ザール ドライジンを完成に導きます。
こだわり2:『自家農園で栽培された果実やハーブを使用』
ジンの風味を決めるボタニカルではすべて手摘みされた
約33種類のフルーツ・ハーブ・スパイスを使用。
その約7割が地元モーゼル地方産で、中にはアバディス蒸留所に
隣接する自家農園で、アンドレアス・ヴァレンダール氏自らが
手塩にかけて育てたクインス(西洋カリン)、
ヴィンヤードピーチ(ワイン畑の桃)、ラベンダー等の果実やハーブ、
花類も含まれています。
こだわり3:『ベーススピリッツにスペルト小麦を使用』
ベーススピリッツは地元産の小麦、ライ麦、スペルト小麦を自家蒸留。
その割合(マッシュビル)は各50%、25%、25%ずつ。
スペルト小麦は現在広く利用されているパン小麦(普通小麦)の原種に
あたる古代穀物であり、地元に根差した原酒づくりの中で、
古くから愛された品種への敬意をこめて採用。
フェルディナンズ ザール ドライジンの骨格を支える
重要な役割を担います。