今回、STORY TELLER 第1弾のボトリングは、ロイヤルブラックラ蒸留所の2006年蒸留原酒の2020年ボトリング、バーボンバレル熟成です。
ラベルデザインは、「シンデレラ」の一場面、シンデレラが王子様と楽しいひと時を過ごす舞踏会の様子をあしらっています。
ロイヤルブラックラ蒸留所の創業は1812年。1835年には蒸留所として初のロイヤルワラント(王室御用達勅許状)を授けられました。
現在はバカルディ社の系列となっています。
今回のロイヤルブラックラはバーボンカスクと原酒の質感が一体となったボトル。パウダーシュガーやマンダリンオレンジのお淑やかな甘みや酸を伴った香りに、きめの細かく滑らかな甘み、ほのかにビターな余韻が心地よく広がる、優美かつ奥ゆかしいテイストです。
飲み干した後の残り香はよりバーボン樽由来のバニラ感が引き立ちます。
煌びやかなお城の舞踏会にお呼ばれして、身も心も華やぎつつも、魔法の解ける時間への心配りを忘れないシンデレラの心境にも似た、華やかで上品なブラックラをお楽しみください。
~テイスティングコメント~
香りは、白桃のジュレ,上白糖,バニラ,生クリーム,カスタード,青肉メロンのわた,マンダリンオレンジ,夏梨,ネクタリン。
口に含むと、きめの細かい甘みが広がり,固めの白桃,メレンゲ,バニラ,杏仁,オレンジ,アンズ,夏梨を伴う。
フィニッシュはややドライで、メロンの果肉とわた,やわらかな春の山菜や草餅の余韻。
(Tasted by The Sixth Sense )
2018年、信濃屋ハードリカーチームの若手有志6名で結成された共同プロジェクトチーム、The Sixth Sense(シックスセンス)。
The Sixth Senseボトリングは、伝統的な信濃屋ボトルシリーズに 対して、セレクションに更なる幅を広げるために生まれた若い世代によるセレクションシリーズです。
The Sixth Senseのメンバーの刷新に合わせ立ち上げたSTORY TELLERシリーズは、ウイスキーの香りや味わいを物語になぞらえたシリーズ。
ウイスキーを「語り部」として見立て、ウイスキー自身の物語を楽しむコンセプトになっております。
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