静岡蒸溜所のシングルモルト日本ウイスキー第2弾、それがプロローグWです。
Wは、唯一無二の薪直火蒸留機の愛称。直火の蒸留機は世界的にも数が限られており、その中でも他に類を見ないのが薪を燃料とした蒸留機です。静岡の豊かな山の営みから溢れでた針葉樹の間伐材を、地元のきこりがひとつひとつ手で割って薪にします。200年以上前の蒸留技術を蘇らせ、薪を燃やしてウイスキーを蒸留しています。
原材料は、日本国産大麦麦芽を主体に、スコットランド産ピーテッド麦芽やビール用麦芽を使用。3年熟成の若々しさがありつつ、優しい香りと、しっかりしたボディ感と軽いスモーキーさ、長く穏やかな余韻をご堪能いただけます。薪直火ならではの厚みのある味わいをご賞味ください。
※本商品は、日本洋酒酒造組合のジャパニーズウイスキーの基準に適合したウイスキーです。
〇POT STILL W
蒸留機Wはスコットランド、フォーサイス社に発注してオーダーメイドで作ってもらった、新品の初留用蒸留機です。
ランタンヘッド型の太いネックなどの特徴もありますが、なんといってもその最大の個性は、木の薪を燃やして直接加熱する、薪直火の蒸留機であることです。
通常の蒸留に用いられる、スチームによる間接加熱では、せいぜい摂氏150℃程度の温度にしかなりませんが、薪直火では摂氏800℃という高温に達します。
この高温が、Wで生み出される原酒に、コクと力強さを与えるのです。
静岡蒸溜所
(Shizuoka Distillery)
2016年、ガイアフローの中村大航氏のもとで、静岡県の中河内川ほとりに誕生した日本のウイスキー蒸 留所、静岡蒸溜所。現在までに繋がる昨今のジャパニーズクラフトウイスキー蒸留所設立ラッシュ、初期の頃、旧軽井沢蒸留所の一式を競売入札で落札。当時から話題性の高い日本のクラフトウイスキー蒸留所として、存在を知られていました。その時の蒸留器は“K”として、現在までウイスキーの生産を担っています。ウイスキーづくりは、型に縛られない地産地消も視野に入れた独自のスタイルを貫く個性派。
静岡蒸溜所公式HP
https://shizuoka-distillery.jp/
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