シャトー・デュ・モンティフォーは1866年創業以来、現当主のローラン氏(Laurent)に至るまで、6世代に渡りヴァレ家(Vallet family)が所有してきたプティット・シャンパーニュ地区にある家族経営のシャトーです。
ぶどうの栽培から瓶詰に至る全ての工程を家族で管理しているプロプリエテールコニャック生産者です。
ぶどう畑は128ヘクタールあり、その99%はシャトー周辺の同地区にありますが、
わずか1%のみ、グランドシャンパーニュ地区にも所有しています。いずれの畑も
石灰質土壌で、コニャック作りに最も重要な
「糖度が低く、酸度の高い」ぶどうの収穫を可能にしています。
その恵まれたロケーションが、
「フローラルでフルーティ、優雅で繊細」なコニャックを生み出す大きな要因となっています。
現当主のローラン氏(Laurent)は2000年に父のミシェル氏(Michel)と祖父のルイ氏(Louis)に加わり、3世代でコニャック作りを始めました。
創業当時より自家蒸留を守り、世代間で共有してきた伝統のコニャック作りが、この生産者の最大の魅力です。
2016年には創業150周年を迎え、より成熟度を増してきた進化の過程にある注目の生産者です。
ピエール・ヴァレはシャトー・デュ・モンティフォーによるシングルカスクを展開していくためのブランドです。
今回は同生産者がわずか1%だけ所有する、ぶどう栽培における最優良地区(グランドシャンパーニュ)の100%原酒で、秘蔵中の秘蔵酒を特別に分けていただいたもの。40年超の長期熟成による馥郁たる香味構成は別格に値します。
東京・浅草に2005年4月開店。
※現在は建物解体、建設中のため休業しております。
リニューアルオープンは2025年5月頃を予定しております。
品揃えはコニャックだけではなく、シングルモルト、スピリッツ、リキュールの現地仕入れボトルや最新の話題作からオールドまでヨーロッパの洋酒文化に出会える幅広いボトル達。
また、オーナーバーテンダーの中森氏が現地で直接仕入れるやアンティーク調度品やマスター自ら作り上げるバーフードはその魅力を更に盛り立てます。
"DORAS"とはゲール語で「扉」を意味し、その”扉”の中のヨーロッパ各国に居るような非日常的な雰囲気を体感できる名店は、多くの飲み手やバーテンダー、ゲストを惹きつけて止みません。
-Mr.Yasutaka Nakamori-
(中森保貴氏)
BAR DORAS オーナーバーテンダー。
信濃屋での勤務を経て、その後、都内数軒のBARでバーテンダーの研鑽を積む。
毎年、欧州各地を訪ねて、生産者だけでなく、生産地、その街、その文化を吸収し、BAR DORASを通して、ヨーロッパ各国の文化や伝統を伝道しています。
また、コニャックはもちろんのことシングルモルト、カクテルは言うに及ばず、バーフードや日本文化への見識・こだわりも深く、常に探究心を忘れないプロフェッショナルバーテンダーの一人です。