国内外の業界人や愛好家の心を魅了する蒸留家、
辰巳祥平氏と弊社スピリッツバイヤーの間で企画された、信濃屋×辰巳蒸留所の
コラボレーションボトル第2弾。
今回は、非常に実験的なレシピに挑戦。
国産神奈川県の山奥で採取した「
国産トリュフ」と
岐阜の誇るブランド牛、飛騨牛の経産牛(子を産んだ母牛)を「藤村牧場」の協力の下、ヘビースモークのレシピで作った「
特性和牛ビーフジャーキー」(首の部位)をそれぞれ浸漬、小さな銅製の単式スチルで蒸留を行い、ミドルカットを官能で判断しながら仕上がりを決定。その後、二種類のオリジナルジンをブレンド。
世にも珍しい「肉トリュフジン」。
飛騨牛の脂肪分を思わせるオイリーでファットな旨みとしっかりとしたスモーキーさが、
華やか練度の高い中に確かに棲んでいます。
犬啼谷の冷たい空気が一緒に運んでくる、
魂を揺さぶる何か。
それを一瞬のうちに閉じ込める蒸留という仕事への飽くなき好奇心。
意慾的な好奇心の行く末に生まれたこの実験的なジンを是非自由な気持ちで
楽しんで頂けたら幸いです。
仕込みの貴重な映像はコチラから!
【永久保存版】
アルケミエ辰巳蒸留所のジンが出来るまで。
信濃屋食品さんのプライベートボトル蒸留に密着!!
(Bar studio TV byミヤモリ)
ラベルは、イソップ童話の有名なエピソード
『犬と肉』の絵画からオリジナルラベルを作成。
水面に映った肉を取ろうして自分の肉を
落としてしまうことから、
「欲をかいてはことを仕損じる」
という教訓を伝える。
一般的にトリュフの狩猟に用いられる
「猟犬」と「肉」が描かれており、
トリュフと和牛ビーフジャーキーという今回の
メインボタニカルをそれぞれ表現している。
東京農大で醸造学を専攻し、世界を旅して
日本酒の酒蔵や焼酎蔵、海外のビールメーカーや
ワイナリーで修行して歩いた
辰巳祥平氏が
辿り着いたのが日本名水100選に選ばれている
「岐阜県郡上八幡」。
2017に開業したのが
辰巳蒸留所です。