信濃屋 x Kyoto Wine & Spirits
東京・信濃屋食品と京都・新進気鋭のボトラーズ Kyoto Fine Wine & Spirits の二社による、初となるオリジナルコラボレーションボトルをリリースいたします。
信濃屋スピリッツバイヤーとKyoto Fine Wine & Spirits社によるテイスティングで選ばれたのは、北ハイランドにあるティーニニック蒸留所の1999年蒸留原酒をセレクト、シング ルカスク・カスクストレングスでボトリング致しました。 樽化粧は控えめ。クラシックなスタイルを伝えるUD系ハイランドモルトの中熟原酒。普遍的な味わいの教典的一本。
蒸留酒であるウイスキーを作るために欠かせない、お酒に関連する根源的な要素である「水」と「火」。 一見、相反する要素に見られる者同士が密接に関わり合うことではじめて、生み出されるものがあります。
白と黒。陰と陽。西と東。それぞれの対立関係の中で生まれる繊細な均衡と緊張感がもたらす、頭蓋骨に直接訴えかけるような刺激的なウイスキーセッション。狐たちが注ぐのは、美酒か。はたまた狐火か。
二社による饗宴を是非お楽しみください。
≪テイスティングコメント≫
古樽のドライなウッディネス、イ草、お線香、西瓜、生姜、べっ甲飴、雨に当たった窓のひさし。次第に、かすかに青っぽさを伴いながら、熟成感のあるドライなモルティさとニッキ系のスパイス感が一体感を持って香り立つ。
口に含むと、麦芽 糖、ジンジャー、ジャスミン茶、熟成した麦の綺麗な甘み、冬瓜、ドライハーブ。
余韻は穏やかに長く続き、わずかにオイリーでフラワリー。古典的なハイランドモルトの普遍的な味わいを伝えるUD系のハイランドモルト。
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