今後リリースされていくであろう、未来の静岡シングルモルトの姿に想いを馳せながら、是非ストレートで飲んでほしい一杯です。
SHIZUOKA DISTILLERY
SINGLE MALT SHIZUOKA
[2017-2021] 3yo
Bourbon Barrel #049
for SHINANOYA
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The House Style of Shizuoka , Japan
今回の一樽は、信濃屋バイヤー陣が、出来たばかりの蒸留所を訪問し、オーナーズカスクとして、熟成を重ねて、リリースの時を待ち望んでいた一樽。
使用されたスチルは、KS+WS(初溜は旧軽井沢蒸留所からの蒸留器とスコットランドのフォーサイス社製薪直火蒸留器)、麦芽はノンピート、熟成樽はバーボンバレルという、伝統的なウイスキーの王道スペック。
樽の呼吸が大きいと言われる静岡蒸留所の中でも、静かに熟成を重ね、K+W それぞれの蒸留器の個性を感じさせる仕上がり。静岡蒸留所黎明期のハウススタイルの一片をしっかりと感じることが出来る一本。
~テイスティングコメント~
度数に相応しいアタックと澄んだ香り。
セメダインのニュアンスやバナナ、パイナップルガムのエステリー様な香りが突き抜け、杉の清涼感のある香りとシュークリームやミルクプリンの甘やかさが折り重なる。スイカズラのフローラルなニュアンス。
口に含むと、粉砂糖、グリーンティー、文旦、生ハムのオイリーさ。余韻に青梅、ミルクキャラメルのような甘い香 りが戻る。
2017年蒸留原酒、後に語られるであろう静岡黎明期のシングルカスクの王道を体現した一本。
静岡蒸溜所
(Shizuoka Distillery)
2016年、ガイアフローの中村大航氏のもとで、静岡県の中河内川ほとりに誕生した日本のウイスキー蒸 留所、静岡蒸溜所。現在までに繋がる昨今のジャパニーズクラフトウイスキー蒸留所設立ラッシュ、初期の頃、旧軽井沢蒸留所の一式を競売入札で落札。当時から話題性の高い日本のクラフトウイスキー蒸留所として、存在を知られていました。その時の蒸留器は“K”として、現在までウイスキーの生産を担っています。ウイスキーづくりは、型に縛られない地産地消も視野に入れた独自のスタイルを貫く個性派。
静岡蒸溜所公式HP
https://shizuoka-distillery.jp/
バックラベルについて...
ザンジバーキュンストラーシリーズでお馴染み
Mrs. Ronnie Cruwys氏によるデザイン。
和紙に印刷し、和柄の代表的な模様の一つである市松模様を施してあります。
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Region(地域) |
Japan/Shizuoka |
Age(熟成年数) |
3yo |
Cask Type |
Bourbon Barrel |
Strength(度数) |
64.6%vol. |
Volume(容量) |
700ml |
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