テイスティングチームが、蒸溜所のハウススタイルを体現する良質な樽や、今のウイスキーの旨さと豊かな個性を持った樽を、真摯に選び出してリリースするコアレンジ「The One Dram Selection」より、「ザ・シークレット・オークニー 2007-2021 13年 ホグスヘッド 57.0%」をリリースいたします。
今回のボトルは、"じっくりと時間をかけて、その変化をお愉しみいただきたいボトル"です。
開栓直後は、ヘザーハニーの濃い甘さを感じる一方で、グレープフルーツの皮や草を連想させる苦みを強く感じます。フィニッシュも力強いアタックがあるため、最初は若さや平坦な印象を持たれるかもしれません。
しかし、グラスに注いで40分~ 1 時間ほど経過すると、草木由来のピート香や樹脂のようなオイリーな香りが現れ、味わいも苦みが消え、ヘザーハニーを筆頭にマジパンや加熱した若いリンゴ、そしてアーシーなニュアンスが明確に現れてきて、それぞれが複雑に層を成すように口中に広がりますので、ここでようやく「北の巨人らしさ」を感じることができます。
グラスに注いでからしばらく放置や、長めのスワリングをお勧めする他、デキャンティングも味わいをより引き出すでしょう。
ボトルの1/3 ~半分程度の液量で1年ほど経過すると変化していくタイプのボトルですので、是非じっくりと時間をかけて「眠れる北の巨人」と向き合っていただけましたら幸いです。
~テイスティングコメント~
香り: ヘザーハニーをかけたグレープフルーツ、干し草、草木由来のピート、塩気と樹脂のようなオイリーさ。
味わい: ビターなシトラスとヘザーハニーの甘さ、マジパン、加熱した若いリンゴの果肉、乾いた土埃や若木のニュアンス。
フィニッシュ: 力強いスパイシーなアタック、レモンキャンディー、バニラ、クルミ、奥に微かだが輪郭のあるピート香。
1杯のウイスキー(A Dram of Whisky)の「Dram」と、スコットランドで男性が「古い親友、気の置けない親友」に対して使う「LAD」を組み合わせたもので、「ウイスキーを楽しむ人」を表しています。また、そこから派生して「ウイスキーを共に楽しむ仲間」という意味も込められています。
ロゴは、日本の水引「梅結び」とウイスキーの聖地スコットランドのケルティック文様の融合です。「梅結び」は、その結び目から「絆」や「固く結ばれた」という意味を持ち、また、梅の花が春に先駆けて咲くことから「運気向上」の意味も持っており、縁起の良い結び目として古くから親しまれてきました。
そして、ケルティック文様との融合は、私達がウイスキーのプライベートブランド・カンパニーであることを表現しています。
(以上、同社資料より)
より詳しい詳細は下記リンクよりご確認ください!
→ https://www.dramlad.co.jp/
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