《アロマ》アプリコット、マーマレードのようにクリーミーでスイート。奥にメープル、メンソールが追いかけてくる。
《フレーバー》度数を感じさせないスムースな口当たり。モルティでほろ苦く、ブリニー(塩味)でHOTなスパイス。厚みがあり、和三盆の甘味。余韻は心地よい酸とスパイスがいつまでも続く。
《TOTAL RATING》加水するとエレガントな甘さが際立ち、ピーチティのよう。期待を裏切らない厚みのあるグレンバーギー。
この度、2022年のアニバーサリーを記念しドイツのボトラーズよりラムカスク熟成の厳選した〝GLENBURGIE〟をオリジナルボトルでご用意する事が出来ました。
ラムカスクが醸し出す深く芳醇な香りが鼻を抜け、和三盆を思わせる気品ある旨味に加え、塩味と酸味が心地 よい余韻を残します。
いつもご来店くださり、当店を支えてくださる皆様に、貴重な逸本をお届けできることを嬉しく思います。
皆々様のお力添えで23年、ここ徳島の地で営みを続けることができました。いついかなる時も心にあるのは地元への愛と、感謝です。
今後も徳島の魅力を伝えるために、種類豊富なウイスキーをご用意し、徳島ならではの食材を生かしたカクテルなどをご提供できるよう、精進していく所存です。世界中で飲み親しまれているウイスキーに必要不可欠なグレンバーギーのように、私も徳島にとってなくては ならない存在になれるよう願って。
歴史を遡ると1810年にウイスキーを蒸留していた記録が残されており、実に200年以上もウイスキーをつくり続けてきた歴史があります。
1829年には現在の場所に蒸留所を建て替えて設備が移設され、同年に政府の認可を受けて公認の蒸留所となりました。
1871年にはグレンバーギー蒸留所と改名され現在の基が築かれていきます。蒸留所の周辺は大麦の一大生産地で、大麦畑の中にあると言っても過言ではないウイスキーつくりには絶好のロケーション。
原料の大麦はその半径40km以内で収穫され、最高級の品質と認められた大麦のみが使用されており、原料自体の品質に強い自負があります。
特筆すべきは、この蒸留所のモルトが、ブレンデッドウイスキーの王様と言われる世界的に大人気の
「バランタイン」の中核を担っている事です。
その秀逸なバランスを誇る原酒は「バランタインの心臓」とも称され、長きに渡る人気の屋台骨を支えている欠く事の出来ない存在となっています。
生産力の高い蒸留所ですが、実に98%の原酒が「バランタイン」のブレンド用として使用されるため、シンングルモルトとしての出荷は極僅か。