新たに始動した、信濃屋オリジナルボトルシリーズ「THE PURPLE HAZE」(パープルヘイズ)第3弾のご紹介になります。
「ラム」と「シガー」の相性の良さに注目し、信濃屋が高品質なラムを厳選。シングルカスク・カスクストレングスでボトリング。
シガー有識者の手引きの下、そのラムと相性の良いシガーをセレクト。「ラムと煙草」、それぞれの目利きが重なった異種コラボレーションボトルです。
日本語で“煙草のけむり”を意味する「紫煙」にインスピレーションを受け、「The Purple Haze」と名付けました。
ラベルには煙草に関係する絵画を選定し、煙草のけむりのようにぼんやりと熟成年を浮かべました。
---Cigar Selerct---
Hoyo de Monterrey Epicure No.2
(オヨ・デ・モンテレイ/エピクーレ No.2)
キューバ産。クリーミーでスパイシーなウッド調タイプ。
太さはどっしりしていながら、吸い口は軽口で吸いやすく、強すぎない魅力的なセレクト。
---Tasting Note ---
梨、蜜リンゴの瑞々しさ、蜂蜜の甘い香りにジャスミン、スぺアミントの爽やなニュアンスが入り混じり、焼きバナナ、シナモン、ローストナッツ、紙巻たばこの香ばしさが奥行を演出する。
口に含むと、プリンのような艶やかでしっとりと潤いある舌ざわりが印象的で、甘夏や砂糖漬けのレモンピールの酸味、ホワイトペッパーやジンジャーの辛味が複雑に絡み合い、次第にアーモンドへと変化していく。茶葉のタンニンやタバコのタールのビターな余韻は長く続く。
(SCREW DRIVER 海老沢氏)
------
バニラの鞘、研磨されたニスを塗った木材、麝香、完熟バナナ、次第に杏仁やナツメグ、煮込んだベリーとスモモのジャムが広がり、タバコの葉、タールのスモーキーさが複雑な表情を与える。
口に含むと、モラセスと共にバニラやアーモンドクリーム、タバコやタールのスモーキーさが現れる。徐々にナツメグ、樟脳、オールスパイスの乾いた甘みとビターでスパイシーなフィニッシュに変化し長く続く。杏仁とバニラクリームの戻り香。様々な要素が美しい調和の中で感じられる。
(Tasted by弊社スピリッツバイヤー)