That Boutique-y Whisky Company x SHINANOYA
It's unbeievably quite.
今回、信濃屋とブティックウイスキー社との
4本目となるプライベートボトルに選ばれたのは1876年創業、140余年の歴史を誇るグレンロッシーから1992ヴィンテージの26年熟成原酒を確保することができました。
もともとへイグやディンプルの重要なモルト原酒を供給してきており、ブレンダーの間でも高い評価を集めてきたスペイサイドの名酒。また姉妹蒸留所にはマノックモア蒸留所を従えています。
ブティックウイスキーが持つ独自のネットワークで手に入れた、十数種類のカスクサンプルの中から厳選した一樽。
過去シグナトリーより1992ヴィンテージをリリースし、モルトファンから一定の評価を集めており、安定感のある味わいは期待を裏切りません。
~テイスティングコメント~
グリーンフルーツを想わせる緑っぽい香り立ち。すだちやライムピール、乾燥した中国緑茶の茶葉、タイム、冷たい蜂蜜、バニラウエハースの軽やかな甘さ、ジンジャーと乾いたオークスパイス。
口に含むと、角の取れた綺麗な甘みが広がり、粉砂糖や牛皮、ハニービスケット、酸味の強い和柑橘、レモンキャンディー、ジンジャービア。
フィニッシュは、柔らかい麦 芽の甘みを残しながら、ライムピールの爽やかなビターネスと粉砂糖がじわじわと広がり優しく続いていく。
ブティックウイスキーカンパニーは「TBWC」ブティッキーと称され、スコッチのシングルモルト、 シングルグレーン、ブレンデッドからバーボンやジャパニーズ、ラムやジンまでカテゴリーや常識にとらわれず、世界中のお酒をボトリング・提供しています。
現在までに600種類以上ものウイスキーを世に送り出しているインディペンデントボトラーである同社は、ボトラーズブランドが主にシングルカスクで出荷量が少ない点を鑑みて、より多くの消費者の元へ届ける為に、ボトリング時の容量を通常より少ない500mlに設定するという大胆な手法を用いることでも有名。
また、ラベルはグラフィック・ノベルスタイルといわれ、この漫画的なスタイルで描かれるラベルには、蒸留所にちなんだストーリーや皮肉、ジョークなどが描かれており、ウイスキーオタクには ラベル解読が出来るなど、新しい価値観をもたらしてきました。
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