HUNTER LAING
OLD&RARE
BRUICHLADDICH
[1990-2021] 30YO
REFILL HOGSHEAD
for THE BRITISH FAIR KOBE 2022
今回の一樽は、神戸ブリティッシュフェア2022年の開催を記念し、英国ハンターレイン社からの協力の下、信濃屋向けに提供されたカスクサンプルの中から、テイスティングを行い、その中から、閉鎖時期以前のブルイックラディをハンターレイン社のオールド&レアのブランドでボトリング致しました。
ブルイックラディ(ブルックラディ)は、1881年設立のアイラ島南部に位置する蒸留所で、ゲール語で「海辺の丘の斜面」を意味します。アイラ島のウイスキーでありながら、アードベッグやブナハーブンのようなピーティーなスタイルではなく、ピートをほとんど使わないハウススタイルで知られています。
1995年に一度閉鎖されましたが、2001年にジムマッキュワン氏らの下、再稼働。新たに生まれ変わり、革新的な試みを意欲的に行う現代のブルイックラディへと続いています。
昨今のウイスキーシーンの技術革新が進み、さまざまな美味しいウイスキーが誕生している中、 使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社オールド&レアの持つ伝統。長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される代物です。
30年間の熟成によって自然に度数が落ちていき、46.5%にまで落ちてついた、ブルイックラディらしい酒質と樽が溶け合った麦主体の長期熟成原酒。
緑系の果実の香り、蜜感のある林檎や白肉メロンを思わせる味わいが、時間をかけてじっくりと現れていきます。かつての80年代流通のオールドボトルにも通じる香りや味わい。瓶内変化によって、5年後10年後とゆっくりと馴染みながら開花していくポテンシャルを秘めた、玄人向けの一本。
今回は、特別に現行の青いラベルではなく、以前のデザインでボトリング。
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