今回、第6弾としてボトリングするのは1988年にアンドリュー・サイミントン氏が兄弟で設立したシグナトリー・ヴィンテージ社よりグレンエルギン蒸留所の13年物、ホグスヘッドで熟成後シェリーバットでフィニッシュしました。
グレンエルギン蒸留所はスペイサイドのエルギン地区に1898 年に創業された蒸留所です。この場所は立地条件に恵まれていてかつてはグレン川の豊富な水を動力源としてタービンを回し1950年まで電力を必要としなかったそうです。蒸留所で使う仕込み水はミルビュイズ湖の近くにある泉の水、ストレートヘッド型で初留、再留窯を合わせて計6基のポットスチルで蒸留されます。現存する蒸留所の中では数少ない木製のワームタブを使用しており、そ れにより香り豊かな原酒が生まれます。 グレンエルギンはホワイトホースのメインモルトとして使われており、蜂蜜のような優しい甘さとオレンジの香りが特徴なスペイサイドらしい味わいのウイスキーです。
◇Tasting Comment◇
香りはオレンジジャム、加熱したはちみつ、杏子、ホールシナモン、ピーカンナッツ、マホガニー、カスタードクリーム、味わいはオレンジチョコ、収斂性のあるタンニン、レーズン、クローヴ、レモンピール、マスカット、メープルシロップ、 フィニッシュはキレが良くドライ、アッサムティー、マホガニーの長い余韻。
By The Sixth Sense
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2018年、信濃屋ハードリカーチームの若手有志6名で結成された共同プロジェクトチーム、
The Sixth Sense(シックスセンス)。
The Sixth Senseボトリングは、それまでの信濃屋プライベートボトルシリーズの種火を大事に未来へ継いでいく覚悟を持ちながら、セレクションに更なる幅を広げるために生まれた新しい世代によるセレクションシリーズです。
信濃屋人気オリジナルボトルシリーズ“THE GAME”で登場した遊戯の一つから着想を得たオリジナルシリーズ「チンチロリン」。
元々は、The Sixth Senseによるイベント内で大変好評だった同名企画がきっかけとなり、The Sixth Senseのフラグシップ的なボトリングとしてリリースすることに決まりました。