今回、チンチロリン第7弾としてボトリングするのは、ボトラーズリリースが少ないストラスミル蒸留所の2006年蒸留原酒の14年物、使い古されたリフィルのホグスヘッド樽で熟成された一樽。
ラベルデザインは、カスクサンプルのテイスティングの際に印象的だった、白い花、ユリの花をメインモチーフに採用。背面まで咲き続ける、淡い色合いのユリの花々とバニラのさやで埋め尽くし、ウイスキー自身の持つ彩色で染め上げます。白い花を想わせる、気品のあるフローラルなアロマと軽やかに甘いバニラの香り、サマーフルーツの爽やかさ、華奢ながらもしたたかな麦のボディがこの美しい均衡を支えています。
梅雨の時期に入り、次第に暑さが支配してくるこの季節にピッタリな凛とした爽やかなウイスキーです。
是非、第六感でお楽しみください。
◇Tasting Comment◇
香りは、林檎の甘酸っぱい香り、レモンピール、ウェットなモルト、白いブーケの香り。
口に含むと、りんごの酸味、蜜蝋、レモンピール、シリアル、ウェットなモルト、かすかにフローラル。キレのあるスパイシーさ、ビターオレンジ、ややオイリー、ユーカリ、りんごの皮、ドライな余韻が続く。
By The Sixth Sense
|
2018年、信濃屋ハードリカーチームの若手有志6名で結成された共同プロジェクトチーム、
The Sixth Sense(シックスセンス)。
The Sixth Senseボトリングは、それまでの信濃屋プライベートボトルシリーズの種火を大事に未来へ継いでいく覚悟を持ちながら、セレクションに更なる幅を広げるために生まれた新しい世代によるセレクションシリーズです。
信濃屋人気オリジナルボトルシリーズ“THE GAME”で登場した遊戯の一つから着想を得たオリジナルシリーズ「チンチロリン」。
元々は、The Sixth Senseによるイベント内で大変好評だった同名企画がきっかけとなり、The Sixth Senseのフラグシップ的なボトリングとしてリリースすることに決まりました。