英国ハンターレイン社からの協力の下、信濃屋向けに提供されたカ スクサンプルの中から、テイスティングを行い、その中から、閉鎖蒸留所ピティビアックの30年オーバーの原酒をハンターレイン社のオー ルド&レアのブランドでボトリング致しました。
使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社オー ルド&レアの持つ伝統。長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される代物です。
今回、信濃屋でボトリングした一樽は、アーサーベル社の下、1975年にダフタウンの町に設立され、その後、2002年に惜しまれながらも閉鎖したピティビアック蒸留所から、リフィルバレル樽で長期間熟成されていた原酒をシングルカスク・カスクストレングスで瓶詰致しました。
エステリーなトップノートを持つことで知られる同蒸留所は、30年以上の時の流れを経て、アプリコットジュースや完熟したメロンと複雑なスパイス、熟成感と70年代スペイサイドのオールドボトルに も通じる麦の柔らかさと存在感を手に入れました。 90年代ながらオールドボトルに匹敵する風格を備えた、15周年記念ボトルにふさわしい長期熟成ピティビアックを是非お楽しみください。