アイス シードル (375ml)【Fukiware Cidrerie】
商品コード:2700000908877
SOLD OUT価格:税込4,950円(税抜 4,500円)
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Fukiware Cidrerie 今年の1月に搾汁した果汁を冷凍し、解凍時の融点の差を利用して糖度の高い濃縮果汁を精製し醸造するクリオコンセントレーション製法を用いてつくった極甘口シードルです。
運動部出身の人とかだと経験あるかも知れませんが、夏場にポカリを凍らせて溶けたのを飲むと前半にすんごい濃い甘いジュースが出てきて最後に氷だけ残るあんな感じの、あの甘いとこだけ抽出するっていう製法です。 冬のFukiware Cidrerie付近はマイナス気温になる寒冷地。天然の冷凍庫で果汁を凍らせました。 また果汁の一部は、地域のお寺の和尚様にご協力いだき、醸造所よりさらに奥にある「不動尊の滝」のお堂にてご祈祷いただき保管していただきました。 お客さん、バーテンダー仲間や某ウイスキー蒸留所のホープにも手伝っていただき、雪深い滝へ果汁を運んだあの冬からそろそろ1年かと思うと感慨深いです。 ただでさえ険しい山道、さらに冬場で雪が積もる道、車では行けない滝への険しい坂道、雪中行軍の如き修行の様でした(^_^;) 数週間後に引き上げた凍った果汁を少しずつ解凍し、濃縮された果汁は糖度30近くに達し、ぐんま名月の甘さを十分に濃縮させたものとなり発酵に入りました。 発酵期間は約3か月、その後ウイスキー樽にて6週間洗練させボトリング。スペイン・アストゥリアスで出会ったアイスシドラの製法を参考にさせていただきました。 ボトリング後にボトルショックの経過を見つつ、味わいが落ち着くのを見守りながら約6ヶ月寝かせ、搾汁よりおよそ11ヶ月を経ていよいよ出荷となります。 醸造所スタッフ達で一本一本封蝋と刻印を押しました。 濃縮されたぐんま名月の甘み、アルコール度数15%のしっかりとしたボリューム、マンゴーを思わせるようなとろみ、開くとアップルパイを思わる芳醇な樽香が広がります。 酸味はほぼ無いのでスペインやイギリスのアイスシードルとは全く異なる、まさに日本産生食林檎をつかった日本ならではのアイスシードルになったかと思います。 (藤井氏Facebookより転載) 当社代表をつとめる私、藤井の生家である沼田市利根町に2020年に設立いたしました。
私は高校を卒業後に上京し、会社勤めやプロボクサーなどの経験を経てバーテンダーに転身、約13年ほどの修業期間ののち2015年、東京神田にシードルとウィスキーの店「Bar & Sidreria Eclipse first」を開業いたしました。 洋酒を学ぶためヨーロッパなどを旅した際に出会った海外のシードル、シードルがヨーロッパでは当たり前に飲まれている酒場の雰囲気、自身の故郷である沼田市が林檎の産地であったこと、故郷の産物を使った店を作りたいと思ったことなどから、シードルをメインとして扱う店にしました。 バーを経営していくなかで店のOEMとして毎年沼田産りんごを使って委託醸造をしていく中で、いつか海外のシードル用品種を使ったシードルが造れないかと、実家で父が農業をしていた畑を再起させようと土を耕しはじめたことがきっかけで、沼田市の行政関係者からの斡旋もあり、沼田市に新しく法人を立ち上げ、シードル醸造所を建設いたしました。
2021年2月に正式に果実酒製造免許を取得し3月7日に初仕込みを行いました。 その他シードル一覧は下記バナーか>コチラ<から |
Region(地域) | Japan |
Strength(度数) | 15% vol. |
Volume(容量) | 375ml |
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