キングスバリー・ワイン&スピリッツ社は、1989年にアバディーンで設立され、1992年にジャパンインポートシステム株式会社(JIS)の田中克彦社長によって法人化された独立系ボ トラーです。
創業以来、ノンチルフィルタード・シングルモルト・スコッチウイスキーの調達とボトリングに力を注ぎ、スプリングバンク蒸留所のゴードン・ライトの協力を得て、主に 日本市場向けにセレクトしてきたブランド。これまでにも多くの素晴らしいリリースを世に送り出しています。
今回の一樽は、同社提供のサンプルの中から、信濃屋バイヤーがテイスティングを行いミルトンダフの2011年蒸溜、2022年瓶詰で、バレル樽にて熟成された10年の原酒を シングルカスク・カスクストレングスで瓶詰致しました。
信濃屋向けとしては初となる、キングスバリーゴールドでの ボトリングとなります。(蒸留所記載の上部に、SHINANOYA向けの文言 を見ることが出来ます。)
今回のミルトンダフは、パリっとしたはっきりとした輪郭を持ち、どこか上品さのある若さとバニラクリー ムやココナッツビスケットの甘さのバランスの取れた一樽で す。フローラルさや麦の若さが程よく抑えられており、ドライで 力強いフィニッシュが続きます。
---Tasting Note ---
香りは、バニラ、蜂蜜、冷たいシロップ、切りたての林檎、軽口のジンジャービスケット、乾いたウッドデッキ、かすかにドライハーブ。
口に含むと、バニラ、甘口ジンジャーエール、爽やかなホップ、次第にホイップクリーム、バニラのワッフル。
フィニッシュは、ドライで 長く続き、乾いた麦芽とバニラワッフル、かすかに葉っぱの様なフローラル、中国茶葉、白ワインのビターなフィニッシュ。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)