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かつて、1976VTに代表される数々の名ボトルを世に送り出し、多くのモルト愛好家を虜にしたベンリアック蒸留所。
Photo by Brown-Forman 2016年に米国ブラウンフォーマン社がベンリアックディスティラリーを買収したニュースは当時ウイスキー業界で大きな話題となりました。
その後、大手企業の下、プライベートカスクリリースが難しく限られていた中、信濃屋向けに実現することができました。
今回選定した一樽は、ヘビリーピーテッド麦芽を使用したピーテッドベンリ アックをマディラワインの入っていた樽でフィニッシュした一樽。
年間を通してヘビリーピーテッド麦芽での仕込みは一年の間で4週間だけ行われます。
Photo by Brown-Forman
しっか りとしたスモーキーフレーバーと程よく表情に豊かさを与える程度に影響しているマディラカスクのさりげないバランスがとても心地の良い一樽です。
Photo by Brown-Forman
▼テイスティング・コメント▼
香りは強いピートスモーク、煙突の煤や石炭のような乾いたスモーキーさ、ピーテッドモルト、バニラレーズンチョコ、かすかにフローラルさと焚火で爆ぜる薪の温かみ。
口に含むと、ピートスモークが広がり、バニラ、ココナッツ、サルタナレーズン、のどのうがい薬のような医薬品様を伴いながらクリーミーに変化する。心地良い余韻が続き、モルトの甘みとクリーミーさ、ピートスモーク。
（Tasted by 弊社スピリッツバイヤー）
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![ベンリアック [2009] ピーテッド 11年 マディラカスク #1643 for SHINANOYA](https://makeshop-multi-images.akamaized.net/4708/itemimages/000000019011_SjUbXRY.png)
