クライマックスシリーズ第6弾は”ボレロ”。
フランス作曲家モーリス・ラベルが53歳のときに作曲した最後のバレエ曲です。
映画やドラマ、CMなどで使われよく耳にする名作です。
曲の最初から最後までスネアドラムの同じリズムと美しいメロディーを異なる楽器で繰り返しながら、徐々にクライマックスに向かっている曲調が、伝統的な造り方と革新的な熟成方法でウイスキー業界に大きな影響を与えたスぺイサイドのとある蒸溜所のティースプーンモルト"バーンサイド"を連想させ、ラベルに選びました。
【テイスティングノート】
華やかで南国のイメージの香り。
パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツ、バニラクリーム、リンゴの酸味とジューシーなピンクグレープフルーツのアロマ。
ミックスベリーの甘味とレモングラスやスペアミントのフレッシュさを感じる。
フレーバーはトロピカルフルーツキャンディ、フルーツケーキなどのフルーティーさが弾ける。
ストロベリームースやスポンジ生地のなめらかさとマイルド感、フィニッシュにほんのりとナツメグやクローブのスパイシーさが続く。
クラシック音楽からのオペラ、バレエ組曲、交響曲など有名な名場面ハイライトをテーマにし、至高のウイスキーの感動的な味わいを、名作の旋律や情感のクライマックスシーンに重ね合わせて官能的なシングルモルトの味わいを表現したシリーズです。
原画は画家の佐藤英行氏による描き下ろし。