今回の信濃屋×GM社プライベートカスク第8弾は、、グレンロッシー蒸溜所の2000年蒸溜、リフィルシェリーホグスヘッド樽で21年熟成した原酒をシングルカスク/カスクストレングスで瓶詰、選定致しました。
グレンロッシー蒸溜所はディアジオ社所有の蒸溜所でブレンドへの原酒供給が主でありシングルモルトとしてのリリースは限られている。同ディアジオ社所有のマノックモアと敷地を共有し、ポットエールやドラフの処理も敷地内で行う裏方的な役割を担っている。
ボトラーズリリースでは、バーボン樽やホグスヘッド熟成のリリースが多い中、こちらは珍しいシェリーカスクタイプの原酒で独自のカスクコントロールを行っているGM社ストックの深い懐が垣間見えるセレクションです。古風なシェリーカスクのアロマと味わいを是非お楽しみください。
---Tasting Note ---
落ち着いた香り立ちで古風なシェリーカスクのアロマ。土埃、古い木製箪笥、シナモンや甘いお香の香り、ジンジャーのスパイス、次第に、ザラメ砂糖とドライチェリーを載せた焼き菓子、ココアパウダー、煮詰めたラズベリージャムやレーズンの果実味と混ざり合う。
口に含むと、レーズン、熟した林檎やマルメロが広がる。
フィニッシュは温かみがあり、黒胡椒とナツメグ、シナモンのスパイシーさとココアパウダーや黒砂糖のスイートビターがじんわりと心地良く続く。